東海大福岡は宮崎商に大敗、大牟田は継続試合に~九州大会初日





第154回九州地区高校野球大会が20日(土)、佐賀市で開幕しました。開幕試合に登場した推薦出場の東海大福岡は、宮崎商に6回コールドで敗れ初戦敗退。福岡2位の大牟田は第3試合でセンバツ出場校の神村学園(鹿児島)と対戦。5回裏の4-1とリードする神村学園の攻撃中に雨脚が強くなり試合が中断、そのまま継続試合となりました。

東海大福岡は先発のマウンドに背番号11の永尾を送り、ファーストを守ってきた藤本を捕手に起用するなど、これまでのメンバー・ポジションを一部変えて初戦に臨みました。宮崎商は2回に上山のソロ本塁打で先制。その後も4回までに10安打で10点をあげ、大きくリードを広げます。東海大福岡も4回に3点を返して反撃に転じましたが、6回に5安打3四死球を許して6点を失い3-16で6回コールド負け。エース佐藤に代わって登板した4投手が15安打を浴びて、思わぬ大敗を喫しました。

第3試合に登場した大牟田は、2回にエース境が自らタイムリーを放ち先制。しかしその裏、2つの四死球とバントヒットで満塁のピンチを背負い、内野安打で逆転を許しました。さらに5回裏、センバツで本塁打を放った強打者の正林に適時二塁打を浴び、さらに6番入耒田にもタイムリーを許して1-4となったところで雨で試合が中断、継続試合となりました。

第2試合は昨秋に続く出場となった唐津商(佐賀2位)が2回に打者一巡で5点を奪い主導権を握ると、投げてはエース木本が文徳(熊本)の反撃を2点に抑えて完投勝ち。昨秋に続いて準々決勝に進出しました。

[さがみどりの森球場]
◆1回戦(6回コールド)
宮崎商   024 406=16
東海大福岡 000 300=3
【宮】小野→中村【東】永尾→福田→永江→末次
〈本〉上山(宮)

◆1回戦
唐津商 050 000 000=5
文徳  000 100 010=2
【唐】木本【文】福山→玉井

◆1回戦(5回二死一塁、継続試合)
大牟田  010 00
神村学園 020 02
【大】境【神】早瀬

なお、第3試合が継続試合、第4試合が順延となった関係で大会2日以降の日程が1日ずつスライド、決勝は26日(金)となりました。継続試合となった大牟田-神村学園は大会2日目の第4試合に組み込まれ、福岡1位の春日は大会2日目の第2試合から第3試合に変更となっています。

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【大会第2日の試合予定】
◇1回戦
[さがみどりの森球場]
 ▸北陵(佐賀3位)-大分(大分
 ▸明豊(大分・推薦)-エナジック(沖縄)
 ▸春日(福岡1位)ー佐賀北(佐賀1位)
 ▸大牟田(福岡2位)ー神村学園(鹿児島・推薦)※継続試合

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