春日が初優勝、3位は九国大付~春季福岡大会最終日




最終日を迎えた第154回九州地区高校野球福岡大会は5日(金)、北九州市民球場で3位決定戦と決勝が行われ、春日が初優勝を果たしました。

第一試合の3位決定戦は、九州国際大付と九産大九産が対戦。九州国際大付は5回までに9安打で4点を奪い、投げては松尾~松元の継投で九産大九産を6安打に抑えて完封勝ち。3位を確保し、夏のシード権をほぼ確実にしました。

すでに九州大会出場を決めている春日と大牟田の決勝は春日が大石、大牟田が久保山の両先発で試合開始。試合は1-1のまま延長タイブレークに入り、11回に3点を勝ち越した春日がその裏の大牟田の攻撃を1点で抑え、4-2で優勝。初めて福岡県の大会で頂点に立ちました。

1978(昭和53)年に福岡県立校として開校した春日は1989(平成元)年に野球部を創設。昨年夏まで県大会での最高成績はベスト8(2017年夏、同年秋、2019年夏)でしたが、夏の大会では直近の6大会で4度ベスト16入りを果たすなど、近年力をつけていました。昨年秋の福岡大会では初めてベスト4に進出。準決勝で飯塚に2-3で敗れ九州大会出場は逃しましたが、その無念を今大会で見事に晴らしました。

北九州市民球場
▼3位決定戦
九国大付  002 020 000=4
九産大九産 000 000 000=0
【国】松尾→松元【産】川杉→岡部→與田→立石

▼決勝(延長11回)

春日  001 000 000 03=4
大牟田 000 001 000 01=2
【春】大石→石原→坂口→柳元【大】久保山→廣田

春日、大牟田の両校とセンバツに出場した東海大福岡が出場する九州大会は、16校が参加して20日(土)から佐賀県を舞台に開幕。12日(金)に組み合わせ抽選が予定されています。

———

※日程・会場・試合結果などは主催者発表のものと照合・確認してください

Pocket
LINEで送る

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*