大牟田は25季ぶり、春日は初の九州大会~春季福岡大会第13日




大詰めを迎えている第154回九州地区高校野球福岡大会は4日(木)、北九州市民球場で準決勝2試合が行われ、大牟田と春日が勝って決勝進出とともに九州大会(4月20日~佐賀県)への出場を決めました。大牟田は2011年秋以来25季ぶり、春日は初の九州大会出場となります。

【県大会】———–——
第一試合は、継投で接戦を勝ち上がってきた九産大九産と好左腕・境を擁する大牟田の一戦。九産大九産は初回に4番平川の右前打で先制しますが、大牟田は5回に4番河野のタイムリー二塁打などで3点を奪って逆転。8回にも四球に敵失などをからめてノーヒットで1点を追加しました。九産大九産は9回二死満塁から野﨑の左前打で2点を返し、なおも二死一、二塁と迫りましたがあと一本が出ず、大牟田が逃げ切りました。

【大牟田-九産大九産】勝利の瞬間、喜びを爆発させる大牟田の選手たち

第二試合は、2022年春以来の九州大会出場を狙う九州国際大付と、昨秋に続いて初の九州大会まであと1勝と迫った春日が対戦しました。

九州国際大付は初回二死二塁から4番三宅の右中間二塁打で先制しましたが、春日は3回無死一、二塁から送りバントの一塁送球が乱れる間に二塁走者が一気にホームをついて同点とすると、一死二、三塁からスクイズを仕掛け、この球が暴投となって勝ち越しました。投げては春日の先発・前田が2回以降、九州国際大付をノーヒットにおさえて1点差を守り切り、念願の九州大会出場を決めました。

北九州市民球場
▼準決勝
九産大九産 100 000 002=3
大牟田   000 030 01x=4
【九】與田→川杉→書川→梅野(彦)【大】境

▼準決勝

九国大付 100 000 000=1
春日   002 000 00x=2
【九】田端【春】前田

【九国大付-春日】九国大付に勝利し笑顔で試合終了の挨拶に向かう春日の選手

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大会最終日の5日(金)は、北九州市民球場で決勝と3位決定戦が行われます。

※日程・会場・試合結果などは主催者発表のものと照合・確認してください

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