大牟田・九産大九産・春日・九国大付が4強~春季福岡大会第12日




第154回九州地区高校野球福岡大会は2日(火)に県大会が開幕、初日は準々決勝4試合が行われ大牟田・九産大九産・春日・九州国際大付の4校が準決勝進出を決めました。

【県大会】———–——
北九州市民球場の第一試合はシード校の飯塚と好投手・境を擁する大牟田が対戦。6回まで境と飯塚・肥後による投手戦が続きましたが終盤試合が激しく動きます。7回表に大牟田が同点に追いつくと、その裏に飯塚が2点を勝ち越し、このまま逃げ切るかと思われました。しかし8回、大牟田は短長打で1点差とし肥後を降板に追い込むと、2番手以降の投手からも4安打に四球も絡めて5点を追加して一気に逆転。飯塚も9回に2点を返して粘りましたが、及びませんでした。大牟田の4強入りは2015年春以来となります。

【飯塚-大牟田】8回表大牟田一死二塁 河野が同点の中前適時打を放つ

第二試合は、継投で接戦を勝ち上がってきた自由ケ丘とシード校・春日の一戦。2回に単打3本で先制した自由ケ丘に対し、春日も毎回のように得点圏に走者を進めますが自由ケ丘の継投の前に決定打を奪えず、1-0のまま終盤に入りました。それでも春日は7回二死一、三塁から4番藤﨑が左越え二塁打を放って逆転。このリードを7回から登板したエース前田が守り切り、昨秋に続くベスト4進出を決めました。

【自由ケ丘-春日】7回裏春日二死一、三塁 藤﨑の左越え二塁打で信國が同点のホームイン

光陵グリーンスタジアムではノーシードから勝ち上がってきた鞍手と九産大九産が第一試合で対戦。5回に大量5点をあげてリードを広げた九産大九産が、8回コールドで完封勝ち。梅野雄吾投手(現中日)がエースとして活躍した2015年秋以来の準決勝進出を果たしました。

第二試合は九州国際大付と福岡大大濠、南北の優勝候補が激突しました。初回に三宅の本塁打などで2点を先制した九州国際大付に対し、福岡大大濠も2回に1点を返し、8回に追い付いて試合は延長タイブレークに。10回表に1点ずつ取り合ったあと、11回表を無失点で切り抜けた九州国際大付がその裏にサヨナラ勝ちをおさめ、2021年秋以来のベスト4入りとなりました。

北九州市民球場
▼準々決勝
大牟田 000 000 160=7
飯塚  100 000 202=5
▼準々決勝
自由ケ丘 010 000 000=1
春日   000 000 20x=2

光陵グリーンスタジアム
▼準々決勝(8回コールド)
九産大九産 100 050 01=7
鞍手    000 000 00=0
▼準々決勝(延長11回)
福大大濠 010 000 010 10 =3
九国大付 200 000 000 11x=4

———

準決勝2試合は4日(木)に北九州市民球場で行われ、勝者は4月20日(土)に佐賀県で開幕する九州大会への出場権を得ます。

※日程・会場・試合結果などは主催者発表のものと照合・確認してください

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