飯塚,鞍手が県大会進出 西短,城東など5回戦へ~春季福岡大会第9日




第154回九州地区高校野球福岡大会は29日(金)、春らしい陽気のなかで北部のパート決勝(5回戦)2試合、南部4回戦6試合が行われました。北部では飯塚と鞍手が勝って県大会に名乗りをあげました。南部では6校が新たにパート決勝に進出しています。

【北部】———–——
北九州市民球場でパート決勝2試合が行われました。第一試合はシード校として唯一勝ち残った飯塚が中間と対戦。初回に先制を許した飯塚でしたが、2回に逆転するとその後も得点を重ね、8回コールド勝ちで昨秋に続く県大会出場を決めました。

第二試合は前の試合でシード校の近大福岡を破った鞍手と、ここまで3試合連続完封勝ちの北筑との一戦。鞍手が先手を取り北筑が追いかける展開となりましたが、8回に突き放した鞍手が競り勝ちました。鞍手の県大会出場は、2012年秋に南北各4校による現行の県大会方式となってからは初めて。夏も含めると2017年夏以来となります。

北九州市民球場
▼Aパート決勝(8回コールド)
中間 100 000 00  =1
飯塚 032 101 03x=10
〔飯塚は県大会へ〕
▼Bパート決勝
北筑 010 001 000=2
鞍手 200 010 02x=5
〔鞍手は県大会へ〕

【南部】———–——
小郡市野球場ではシードが春日が初回にあげた2点を守り切り、八女学院に完封勝ち。福工大城東は3点差を9回表にひっくり返す逆転勝ちで、パート決勝では春日と対戦します。西日本短大附は福岡舞鶴に先行を許す展開となりましたが、7回に逆転に成功すると8回にも1点を加えて逃げ切りました。

久留米市野球場の第一試合はシード校の糸島が、2回の1点を守り切って福岡第一との投手戦を制しました。第二試合は九産大九産が4回に福岡工を逆転し、そのまま1点のリードを守り切りました。第三試合は福岡大大濠が5回に一挙8点を奪い、筑紫台にコールド勝ち。次戦のパート決勝は西日本短大附との大一番を迎えます。

小郡市野球場
▼4回戦
八女学院 000 000 000=0
春日   200 000 00x=2
〔春日は31日(日)福工大城東と対戦〕
▼4回戦
福工大城東 001 000 004=5
東福岡   00
0 004 000=4
〔福工大城東は31日(日)春日と対戦〕
▼4回戦
福岡舞鶴 100 210 000=4
西短大附 100 200 31x=7
〔西短大附は31日(日)福大大濠と対戦〕

久留米市野球場
▼4回戦
福岡第一 000 000 000=0
糸島   010 000 00x=1
〔糸島は30日(土)九産大九産と対戦〕
▼4回戦
福岡工   200 000 000=2
九産大九産 000 300 00x=3
〔九産大九産は30日(土)糸島と対戦〕
▼4回戦(5回コールド)
福大大濠 202 08=12
筑紫台  000 01=1
〔福大大濠は31日(日)西短大附と対戦〕



30日(土)は北部でパート決勝の残り2試合が行われ、県大会出場の4校が出揃います。南部でもパート決勝の2試合が予定されており、まず2校が県大会に名乗りをあげます。

※日程・会場・試合結果などは主催者発表のものと照合・確認してください

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