飯塚と東海大福岡が決勝進出、九州大会へ~秋季大会第16日




大詰めを迎えている第153回九州地区高校野球福岡大会は9日(月)に準決勝2試合が行われ、飯塚と東海大福岡の北部2校が勝って決勝進出と九州大会(10月28日~福岡県)への出場を決めました。飯塚は17季ぶり(2015年春以来)7回目、東海大福岡は13季ぶり(2017年春以来)11回目の九州大会となります。また、センバツにつながる「秋の九州大会」への出場としては、飯塚は2007年秋以来、東海大福岡は準優勝した2016年秋以来となります。

決勝と3位決定戦は14日(土)に久留米市野球場で行われます。

 

【県大会】———–——
九州大会出場を賭けた準決勝は、2試合とも最後まで目が離せない好ゲームが展開されました。

第一試合は飯塚が5回を終えて3-1とリードしますが春日は6回に犠打を挟む3連打で1点差とすると、8回無死二塁と同点のチャンスを迎えます。しかしここで救援登板した肥後が決定打を許さず、9回も一死から同点の走者を一塁に置きましたが、最後は連続三振で締め、1点差を守り切りました。初の九州大会出場を目指した春日でしたが、あと一歩及びませんでした。

【飯塚-春日】3回表 飯塚 二死二塁 赤間が左翼線に逆転の適時打を放つ

第二試合は、昨秋も準々決勝で対戦した東海大福岡と福岡大大濠の対戦。2回に井上の犠飛で先制した東海大福岡に対し、福岡大大濠は5回敵失で追いつくと大神、先村の長短打で2点を加え3-1と逆転に成功しました。

東海大福岡は7回に1点を返すと9回一死からの4連打で追いつき延長タイブレークに。10回表一死二、三塁からの三直併殺で福岡大大濠が無得点に終わると、東海大福岡はその裏一死一、二塁から2番・宗がライト前にサヨナラ打。昨秋の雪辱を果たしました。

【福大大濠-東海大福岡】10回裏 東海大福岡 一死一、二塁 宗のサヨナラ打でベンチを飛び出す東海大福岡の選手たち

2013年の区割り一部変更後、福岡中央地区のチームが九州大会の2枠を独占するのは初めて。福岡大大濠、西日本短大附、九州国際大付の3校いずれも出場しない九州大会は、2019年秋以来(福岡第一、福工大城東)となりました。

北九州市民球場
▼準決勝
飯塚 002 010 000=3
春日 000 101 000=2
【飯】中島→肥後
【春】久保田→前田

▼準決勝(延長10回タイブレーク)
福岡大大濠 000 030 000 0 =3
東海大福岡 010 000 101 1x=4
【福】永田→柴田
【東】佐藤

※日程・会場・試合結果などは主催者発表のものと照合・確認してください

 

 

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