準決勝は飯塚 vs 春日、福大大濠 vs 東海大福岡~秋季大会第15日




第153回九州地区高校野球福岡大会は6日(金)、南北各4校による県大会が開幕。準々決勝4試合が行われ、飯塚、春日、福岡大大濠、東海大福岡の4校が準決勝進出を決めました。

飯塚は2021年秋以来4季ぶり、福岡大大濠は昨秋から3季連続、東海大福岡は2022年春以来3季ぶりの準決勝進出。春日は2012年秋に南北各4校の県大会方式になってから初めてのベスト4入りとなりました。

【県大会】———–——
春日公園野球場の第一試合では飯塚が糸島と対戦。飯塚は3回に敵失で先制すると、さらに押し出しと4番松永の2点適時打で4-0とリード。9回には5番肥後の3点本塁打で突き放しました。投げては先発の中島が糸島打線を3安打に抑え、三塁を踏ませない好投で完封勝利を収めました。

【飯塚-糸島】糸島打線を3安打に抑えて完封した飯塚・中島投手

第二試合は九州国際大付を破って県大会に進出してきた東筑と、春に続く優勝を狙う福岡大大濠が激突。4回に4番関屋の適時打で先制した東筑に対し、福岡大大濠はその裏、3安打に2つの四球をからめて4点を奪い逆転。東筑も5回6回に1点ずつを返して1点差に迫りましたが7回裏、途中出場の野口が左越えに3点本塁打を放って突き放し、勝負を決めました。

【東筑-福大大濠】4回裏 福大大濠 一死二、三塁 平川の左前打で立川が同点のホームイン

春日公園野球場
▼準々決勝
飯塚 004 000 003=7
糸島 000 000 000=0
【飯】中島【糸】横山→吉原
〈本〉肥後(飯)

▼準々決勝
東筑   000 111 000=3
福大大濠 000 400 41x=9
【東】塚田→安田→池口【福】永田→平川→柴田
〈本〉野口(福)

久留米市野球場では昨秋に続く4強入りを狙う近大福岡と、シード九産大九州を破って勝ち上がってきた春日が対戦。序盤2点をリードした近大福岡に対して、春日は6回に敵失で追いつくと、続く7回には満塁の好機に五十嵐の犠飛で勝ち越し。さらに4番藤﨑の二塁打で5-2とリードを広げると、8回に5安打を集めて4点を奪いコールド勝ちを収めました。

第二試合は、東福岡・福岡第一・大牟田などの強豪揃いのパートを勝ち上がった筑陽学園とシード・東海大福岡の一戦。筑陽学園は序盤、敵失や四球などで得た好機を生かして3点をリードしましたが、東海大福岡は5回に4つの四死球をからめて2点を返すと、続く6回には光富の適時三塁打で逆転。7回にも3安打を集めて2点を加えて7-3とリードを広げました。筑陽学園は8回9回と1点ずつを返して詰め寄りますが、東海大福岡が逃げ切りました。

久留米市野球場
▼準々決勝(8回コールド)
近大福岡 110 000 00 =2
春日   010 001 34x=9
【近】田邊→谷口【春】久保田→石原→前田
▼準々決勝
筑陽学園  102 000 011=5
東海大福岡 000 023 20x=7
【筑】西村→大野【東】佐藤

——

準決勝は10月8日(日)に久留米市野球場で行われ、勝者は九州大会への出場が決まります。

※日程・会場・試合結果などは主催者発表のものと照合・確認してください

 

Pocket
LINEで送る

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*