飯塚,近大福岡,糸島,春日,福大大濠,筑陽が8強入り~秋季大会第13日




第153回九州地区高校野球福岡大会は29日(金)、パート決勝が南部で4試合、北部で2試合行われ、6校が県大会出場を決めました。南部ではシード校3校(久留米商、九産大九州、西日本短大附)が登場しましたがいずれも敗退。県大会には糸島、春日、福岡大大濠、筑陽学園の4校が名乗りをあげました。北部では飯塚、近大福岡が県大会出場を決めています。

【南部】———–——
小郡市野球場では昨秋優勝の西日本短大附と今春優勝の福岡大大濠が激突。西日本短大付・村上、福岡大大濠は永田から柴田につないでの投手戦が続きました。8回、西日本短大附は3番荒木の右越え本塁打で均衡を破りましたが、福岡大大濠は9回裏一死二塁から柴田が同点打を放ち延長タイブレークに突入。10回表に西日本短大附は井上(蓮)の2点適時打で再びリードを奪いましたが福岡大大濠はその裏、高田の中越え三塁打で追いつくと、最後は4番永田のライトへの適時打で逆転サヨナラ勝ち。昨秋準決勝で敗れた雪辱を果たし、3季連続の県大会進出を決めました。

【福大大濠-西短大附】10回裏 福大大濠 一死三塁 永田のサヨナラ打で生還した高田(背番号6)を迎える福大大濠ナイン

第二試合も筑陽学園・西村、大牟田・境の投手戦となりました。初回に4番河野の適時打で先制した大牟田に対し、筑陽学園は5回二死から四球のあと4連打を集めて3点を奪い逆転。西村は5回二死満塁のピンチをしのぐと6回以降は二塁を踏ませない投球で完投。3-1で筑陽学園が勝ち、昨春以来3季ぶりの県大会切符を手にしました。

【筑陽学園ー大牟田】5回表 筑陽学園 二死満塁 溝口の左前打で西村に続き二塁から内野が逆転のホームイン

久留米市野球場では糸島の先発・横山投手が久留米商打線を2安打に抑え、打線は8回に一挙5点を奪ってシード校相手に堂々のコールド勝ち。糸島は、2012年秋に南北各4校による県大会方式になってから初の県大会出場で、南部の4強に残ったのも2001年秋以来、22年ぶりとなりました。第二試合は序盤でリードを広げた春日が、その後も得点を重ねて九産大九州を圧倒。10-3で7回コールド勝ちをおさめ、2017年秋以来となる県大会行きを決めました。

小郡市野球場
▼Cパート決勝(延長10回タイブレーク)
西短大附 000 000 010 2 =3
福大大濠 000 000 001 3x=4
〔福大大濠は10/6(金)東筑✕小倉東の勝者と対戦〕
▼Dパート決勝
筑陽学園 000 030 000=3
大牟田  100 000 000=1
〔筑陽学園は10/6(金)東海大福岡✕直方の勝者と対戦〕

久留米市野球場
▼Aパート決勝(8回コールド)
久留米商 000 000 10 =1
糸島   100 200 05x=8
〔糸島は10/6(金)飯塚と対戦〕

▼Bパート決勝(7回コールド)
春日    123 003 1=10
九産大九州 010 002 0=3
〔春日は10/6(金)近大福岡と対戦〕

【北部】———–——
光陵グリーンスタジアムでパート決勝2試合が行われました。第一試合は飯塚が5回コールドで福岡魁誠を下し、昨秋・今春に続く県大会出場を決めました。第二試合は近大福岡の田邊投手が八幡を完封。ベスト4入りを果たした昨秋に続き、県大会にコマを進めました。

光陵グリーンスタジアム
Aパート決勝(5回コールド)
飯塚 10-0福岡魁誠
〔飯塚は10/6(金)糸島と対戦〕
▼Bパート決勝
八幡   000 000 000=0
近大福岡 201 011 00x=5
〔近大福岡は10/6(金)春日と対戦〕

——

30日(土)は北部でパート決勝の残り2試合が予定されており、県大会に出場する8校が出揃います。

※日程・会場・試合結果などは主催者発表のものと照合・確認してください

 

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