東筑が逆転サヨナラで九国大付下す,東福岡も敗退~秋季大会第9日




第153回九州地区高校野球福岡大会は18日(月)、南部と北部で3回戦6試合ずつが行われ、南部ではベスト16が出揃いました。シード校のうち九産大九州と西日本短大附はいずれもコールド勝ちを収めましたが、夏秋連覇を狙った九国大付は東筑に逆転サヨナラ負け、昨秋準優勝の東福岡も福岡第一に敗れました。

【福岡第一-東福岡】4回裏 福岡第一 無死二、三塁 東野の中前打で三走粟野に続き二走の山口も生還

【南部】———–——
前日雨で順延となった2試合が雁の巣球場で行われました。第一試合は福岡第一が中盤に小刻みに得点を重ね、投げてはエース前田が6安打1失点で完投、東福岡を下しました。第二試合は試合前に雷雨に見舞われ約2時間遅れてプレイボール。序盤は早良が押し気味に試合を進めましたが、4回に四死球や敵失に乗じて一挙5点を奪った九産大九州がその後も得点を加え、7回コールド勝ちで4回戦にコマを進めました。

春日公園野球場では九産大九産が7回コールドで太宰府を下し、大牟田はエース境が八女工を完封して8回コールド勝ち。大牟田延命球場では西日本短大附が八女学院から10点を奪って6回コールドで圧倒。小郡は福岡西陵を下し、2014年秋以来となる4回戦進出を決めました。

雁の巣球場
▼3回戦
東福岡  000 010 000=1
福岡第一 001 211 00x=5
〔福岡第一は24日(日)大牟田と対戦〕
▼3回戦(7回コールド)
早良    000 000 0=0
九産大九州 000 513 x=9
〔九産大九州は23日(土)小郡と対戦〕

【早良-九産大九州】4回裏 九産大九州 二死三塁 坂本の右前打で塚本が生還し5点目

春日公園野球場
▼3回戦(7回コールド)
九産大九産 011 303 1=9
太宰府   000 010 0=1
〔九産大九産は24日(日)西短大附と対戦〕
▼3回戦(8回コールド)
八女工 000 000 00 =0
大牟田 001 011 22x=7
〔大牟田は24日(日)福岡第一と対戦〕

大牟田延命球場
▼3回戦(6回コールド)
八女学院 000 000 =0
西短大附 501 301x=10
〔西短大附は24日(日)九産大九産と対戦〕
▼3回戦
小郡3-1福岡西陵
〔小郡は23日(土)九産大九州と対戦〕

【北部】———–——
桃園球場の第一試合は八幡が北筑に競り勝ち、8強入りした2021年春以来となる4回戦進出。今夏の決勝を争った両校が激突した第二試合は4-2と九国大付リードで最終回を迎えましたが、東筑が完投目前の九国大付・田端投手に集中打を浴びせて追いつくと、最後は犠飛でサヨナラ勝ち。春初戦、北九州市長杯準決勝、選手権決勝と今年に入って九国大付に3連敗していた雪辱を果たしました。第三試合は小倉東が鞍手を下し、昨秋に続いて4回戦に勝ち上がりました。

光陵グリーンスタジアムでは第一試合で育徳館が宗像を下し、第二試合は小倉は青豊との延長11回にもつれる一戦を制しました。4回戦では東筑と対戦します。第三試合は高稜が鞍手竜徳を破り、昨夏以来の4回戦進出となりました。

桃園球場
▼3回戦
八幡 020 000 010=3
北筑 000 001 010=2
〔八幡は23日(土)育徳館と対戦〕
▼3回戦
九国大付 200 010 100 =4
東筑   010 000 013x=5
〔東筑は23日(土)小倉と対戦〕
▼3回戦
小倉東5-2鞍手
〔小倉東は23日(土)高稜と対戦〕

光陵グリーンスタジアム
▼3回戦
育徳館4-1宗像
〔育徳館は23日(土)八幡と対戦〕
▼3回戦(延長11回タイブレーク)
小倉7-6青豊
〔小倉は23日(土)東筑と対戦〕
▼3回戦
高稜5-3鞍手竜徳
〔高稜は23日(土)小倉東と対戦〕

——

大会10日目は22日(金)に北部で3回戦の残り4試合が予定されており、北部でもベスト16が出揃います。

※日程・会場・試合結果などは主催者発表のものと照合・確認してください

 

Pocket
LINEで送る

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*