大会4日目を迎えた第153回九州地区高校野球福岡大会は9日(土)、厳しい残暑の中で南部で2回戦8試合、北部で2回戦6試合が行われました。今夏優勝の九州国際大付、久留米商のシード校のほか、今夏準優勝の東筑、沖学園なども初戦を突破し3回戦進出を決めました。
【南部】———–——
桧原運動公園野球場の第一試合は香椎が筑紫丘に7回コールド勝ち。これで香椎は昨夏以降、5季連続の初戦突破となりました。第二試合は福岡西陵が福岡講倫館に6-2で勝利しました。
◇桧原運動公園野球場
▼2回戦(7回コールド)
香椎8-1筑紫丘
〔香椎は17日(日)久留米商と対戦〕
▼2回戦
福岡西陵6-2福岡講倫館
〔福岡西陵は18日(月)小郡と対戦〕
久留米市野球場の第一試合は、初戦で博多を11-0で下した昨秋8強の福岡と初戦を迎えたシード久留米商の一戦。久留米商は2回に3安打を集めて2点を先制。6回には足をからめて1点を加えてリードを広げると、5回から登板した2番手の持地投手が福岡の追撃を1点に抑えて競り勝ちました。第二試合は敵失やバッテリーミスに4安打をからめて初回に4点を先制した修猷館が、3回にも3点を奪ってリードを広げ、7回コールドで福岡常葉を退けました。第三試合は朝倉が明善に7回コールド勝ちを収め、2021年春以来、8季ぶりの白星をあげました。
◇久留米市野球場
▼2回戦
福岡 001 000 010=2
久留米商 020 001 00x=3
〔久留米商は17日(日)香椎と対戦〕
▼2回戦(7回コールド)
修猷館 403 002 0=9
福岡常葉 001 000 1=2
〔修猷館は16日(土)沖学園と対戦〕
▼2回戦(7回コールド)
朝倉7-0明善
〔朝倉は17日(日)福岡舞鶴と対戦〕
大牟田延命球場の第一試合は小郡が伝習館に9回サヨナラ勝ち。今夏2回戦の再戦となった第二試合は沖学園が福島を5回コールドで圧倒し、夏に続く勝利をあげました。第三試合は4回までに6点をあげて主導権を握った福岡舞鶴が南筑を下しました。
◇大牟田延命球場
▼2回戦
小郡7-6伝習館
〔小郡は18日(月)福岡西陵と対戦〕
▼2回戦(5回コールド)
福島 100 00 =1
沖学園 112 61x=11
〔沖学園は16日(土)修猷館と対戦〕
▼2回戦
南筑 000 001 001=2
福岡舞鶴 005 100 00x=6
〔福岡舞鶴は17日(日)朝倉と対戦〕
【北部】———–——
大谷球場の第一試合も今夏2回戦の再戦となり、雪辱を狙った常磐を北筑が7-5で破りました。第二試合は育徳館が2回までに8点を奪って豊国学園に7回コールドで快勝。第三試合は今夏準優勝の東筑が4回に北九州市立に逆転を喫しましたが、5回に大量11点を奪って一気に勝負を決めました。
◇大谷球場
▼2回戦
北筑 103 021 000=7
常磐 000 002 012=5
〔北筑は18日(月)八幡と対戦〕
▼2回戦(7回コールド)
育徳館 350 002 0=10
豊国学園 100 000 0=1
〔育徳館は18日(月)宗像と対戦〕
▼2回戦(5回コールド)
北九州市立 000 4 0 =4
東筑 300 011x=14
〔東筑は17日(日)九国大付と対戦〕
桃園球場の第一試合は、八幡が福岡中央地区新人大会4強の古賀竟成館を下して3回戦へ。第二試合は6回までに10-3と大きくリードを奪った宗像が、八幡南の終盤の粘りを振り切って逃げ切りました。第三試合は今夏優勝校の九州国際大付が小倉工と対戦。九州国際大付は2回までに8点をあげると、5回にも5点を加えてコールド勝ち。夏秋連覇に向けて好発進しました。3回戦では今夏決勝で対戦した東筑と再び相まみえます。
◇桃園球場
▼2回戦
八幡 200 200 000=4
古賀竟成館 000 100 000=1
〔八幡は18日(月)北筑と対戦〕
▼2回戦
八幡南 001 002 211=7
宗像 010 225 00x=10
〔宗像は18日(月)育徳館と対戦〕
▼2回戦(5回コールド)
九国大付 440 05=13
小倉工 000 00=0
〔九国大付は17日(日)東筑と対戦〕
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10日(日)は南部で2回戦6試合と3回戦2試合、北部で2回戦3試合が予定されています。
大会第4日(10日)の試合予定
【南部】 ◇雁の巣 (2回戦) ▸八女学院-城南 ▸太宰府-大川樟風・ありあけ新世 (3回戦) ▸柳川-筑前 – ◇久留米 (2回戦) ▸純真-西短大附 ▸八女工-輝翔館 (3回戦) ▸春日-西南学院 – ◇大牟田(2回戦) ▸福大若葉-九産大九産 ▸大牟田-三潴 |
【北部】 ◇大谷(2回戦) ▸小倉-折尾愛真 ▸小倉南-青豊 ▸鞍手―京都 –〔太字はシード校〕 |
※日程・会場・試合結果などは主催者発表のものと照合・確認してください
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