来春センバツ出場を目指し、9/2から秋季福岡大会




第153回九州地区高校野球福岡大会(秋季福岡大会)の組み合わせ抽選が25日(金)に行われ、対戦相手が決まりました。大会は9月2日(土)に開幕。南北各4校による県大会が10月6日(金)に始まり8日(日)に準決勝、14日(土)に決勝が予定されています。上位2校が10月28日(土)から福岡県で開催される九州大会に出場します。

大会には昨秋から1チーム多い131チームが参加。このうち、北部の「遠賀・築上西」、南部の「大川樟風・ありあけ新世」が連合チームとして出場します。北部の東鷹、南部の久留米筑水と有明高専が不参加となり、参加校数は前年より2校減って133校となりました。

福岡・筑後・北九州・福岡中央の各地区で8月にかけて行われた新人大会の優勝校と準優勝校(北九州地区は優勝校と選手権大会出場の九州国際大付)がシードされました。大会は今夏に続く優勝を狙う九州国際大付、今春優勝の福岡大大濠、秋の連覇を目指す西日本短大附を軸に、新人大会で好成績を残したシード校、さらに夏の大会で活躍した前チームの主力が残る大牟田、福岡第一、東筑、近大福岡などによる優勝争いが繰り広げられそうです。

組み合わせを見ると、南部Cパートは福岡大大濠と西日本短大附が入る最大の激戦区となりました。南部Dパートもシード東福岡のほか、夏4強で好左腕・境を擁する大牟田、投手力の高い福岡第一など有力校が集結。北部Cパートには春の福岡大会(初戦)、北九州市長杯(準決勝)、選手権福岡大会(決勝)と今年だけで公式戦で三度対戦している九州国際大付と東筑が入り、それぞれが初戦を突破すれば今年四度目の対戦となります。シード校のうち久留米商は前チームの主軸を残す福岡と、星琳は夏8強の近大福岡と、東海大福岡は北九州地区新人大会準優勝の東筑紫学園といずれも3回戦で当たる可能性があり、各パートで有力校が近接しています。

福岡では2020年秋以降、九州国際大付、西日本短大附、福岡大大濠の3校が9大会連続で優勝を分け合っています。このまま3強時代が続くのか、あるいはこの3強に割って入るチームが出るのか。その行方も注目されます。

※校名の赤字はシード校、緑字は本サイトによる注目校

 

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