九国大付が東筑を下して2年連続9度目の優勝~選手権大会最終日




第105回全国高校野球選手権記念福岡大会は最終日の27日(木)、久留米市野球場で決勝が行われ、九州国際大付が東筑を2-1で破って2年連続9度目の優勝を果たしました。九州国際大付は8月6日(日)から阪神甲子園球場で開催される本大会に出場します。

【県大会】———–——

久留米市野球場>

▼決勝
東筑   000 100 000=1

九国大付 002 000 00x=2
【東】尾形【九】田端

優勝決定の瞬間、マウンド付近で抱き合って喜ぶ田端・下川のバッテリー

試合は九州国際大付・田端、東筑・尾形、両エースの先発で始まりました。初回・2回と先制機を逃した九州国際大付は3回、秀嶋の三塁打とワイルドピッチで生還。さらに二死から四球の佐倉を一塁に置いて白井が中越え二塁打を放ち、2点を先制しました。

東筑は直後の4回、右翼線への二塁打で出た関屋を尾形が送ったあと、パスボールで関屋が還り1点差としました。しかしその後は田端投手の好投の前に二塁を踏むことができず、九州国際大付が1点差を守り切って昨年に続く優勝を飾りました。

九州国際大付は5回戦以降の4試合すべてを田端投手が完投。準決勝の大牟田戦こそ3点失いましたが、それ以外の3試合は全て1点に抑えて優勝の原動力となりました。打線は好投手との対戦が多かったこともあり5回戦以降の4試合は12得点と苦しみましたが、失策ゼロの堅守で頂点に立ちました。

準決勝までチーム打率4割1分を誇り、6年ぶりの優勝を目指した東筑でしたがこの日は2安打に抑えられ、昨夏準々決勝、今春2回戦、北九州市長杯準決勝に続いて九州国際大付に苦杯を喫しました。

3日連続の雨天順延など大会期間中8日間にわたって雨の影響を受けた今年の大会は、予定より2日遅れて幕を閉じました。

福岡県高野連・小川会長から優勝旗を授与される九国大付・佐倉主将

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※日程・スコア・選手名などは主催者発表のものと照合・確認してください

 

 

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