西短敗退、東筑,近大福岡,希望が丘,真颯館が8強~選手権大会第13日




大会13日目に入った第105回全国高校野球選手権記念福岡大会は19日(水)、早朝の降雨によって試合時間が遅れるなどの影響がありましたが5回戦4試合が予定通り行われました。この日は東筑、近大福岡、希望が丘、真颯館の北部4校がベスト8進出を決めました。昨秋の福岡大会を制し、今春も準優勝して九州大会に出場した西日本短大附は東筑に敗れ、2年ぶりの優勝はなりませんでした。

 

【県大会】———–——
久留米市野球場、北九州市民球場の2会場で5回戦4試合が行われました。

久留米市野球場>
4年前にも夏の準決勝で対戦した両校の一戦は、初回から東筑が初回から西日本短大附の先発中塚投手に襲い掛かり、4回途中でノックアウト。さらに代わった村上投手にも攻撃の手を緩めず7回までに16安打で12点を奪う猛攻をみせました。西日本短大附も2回に古賀の3点本塁打などで追い上げ、中盤も再三塁上を賑わしましたが決定打を欠き、13-4で東筑が7回コールド勝ち。昨年に続くベスト8入りを果たしました。

第二試合はシード校の希望が丘が、4回戦で福岡を破った須恵と対戦。2回までに3点を先制した希望が丘に対し、須恵も中盤以降に1番緒方の適時打などで追い上げましたが、希望が丘はエース江越投手から中山投手、さらに7回途中から再び江越投手とつないで1点差を守り切り、2015年以来となる準々決勝進出を決めました。

▼5回戦(7回コールド)
東筑   310 332 1=13
西短大附 030 010 0=4
【東】尾形→安田【西】中塚→村上
〈本〉古賀(西)
〔東筑は22日(土)近大福岡と対戦〕
▼5回戦
須恵   000 010 100=2
希望が丘 120 000 00x=3
【須】田中
【希】江越→中山→江越

〔希望が丘は22日(土)真颯館と対戦〕

北九州市民球場
第一試合は4回戦で創部以来初となる県大会1勝をあげた近大福岡が、ここまで3試合自責点0の大野投手を擁する博多工と対戦。近大福岡は3回までに6点を奪って大野投手を攻略しますが、博多工も中盤に反撃し1点差まで迫ります。それでも近大福岡は6回8回にも追加点をあげて突き放し、15安打で10点をあげて打ち勝ちました。

第二試合はシード真颯館と筑前、2016年夏の5回戦でも顔を合わせた両校による一戦。筑前は初回に先制しますが真颯館は2回に一挙5点をあげて逆転すると4回にも4点を入れて大きくリード。6回裏に3点を奪ってコールド勝ちを決め、2年ぶりの8強入りを果たしました。初戦でシード東福岡を破るなど旋風を起こした筑前でしたが、5回戦で姿を消しました。

▼5回戦
博多工  000 203 000=5
近大福岡 042 001 03x=10
【博】大野→谷口→藤木→丸山
【近】田辺→宮本→田辺→永嶋→田辺

〔近大福岡は22日(土)東筑と対戦

▼5回戦(6回コールド)
筑前  100 001  =2
真颯館 050 403x=12
【筑】柳原→岸本→久保【真】浦→佐伯
〈本〉柴田(真)

〔真颯館は22日(土)希望が丘と対戦〕

——

20日(木)は5回戦の残り4試合が行われ、ベスト8が出揃います。

<20日の試合予定> ———–※赤字はシード校
【県大会】(5回戦)
▼久留米 大牟田―飯塚/星琳ー祐誠
▼北九州 福岡工―東海大福岡久留米商九国大付

※日程・スコア・選手名などは主催者発表のものと照合・確認してください

 

 

 

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