選手権福岡大会の組み合せ決定、全加盟校136校が参加し7/1開幕




7月1日(土)に開幕する第105回全国高校野球選手権記念福岡大会の組み合わせ抽選会が23日(金)、福岡県飯塚市の「イイヅカコスモスコモン」で行われ、対戦相手が決まりました。参加校は南部71校、北部65校の136校135チーム。遠賀と築上西が連合チームとして出場します。出場校数は昨年と同じですが南部で1校減(大牟田北)、北部で1校増(遠賀)となり、県高野連の全加盟校が参加します。

1日(土)に北九州市民球場で開かれる開会式では4年ぶりに全校参加による入場行進が行われ、鞍手竜徳の渡部孝輔主将が選手宣誓を行います。開幕式後は同球場で八幡-田川科学技術による開幕試合で熱戦の火ぶたが切って落とされます。

シード校は南部が西日本短大附、福岡大大濠、東福岡、筑陽学園、福工大城東、久留米商、福岡、大牟田の8校。北部は飯塚、希望が丘、九州国際大付、近大福岡、東海大福岡、真颯館、折尾愛真、北筑の8校がシードされました。

優勝争いは秋春と九州大会に出場している西日本短大附、今春福岡大会優勝校の福岡大大濠、4番佐倉を中心に夏連覇を狙う九州国際大付、藤原・中村の本格派投手2人を擁する飯塚などを中心に展開されそうです。この4校が勝ち上がった場合、まず準々決勝で福岡大大濠と九州国際大付が対戦。その勝者が飯塚と準決勝でぶつかることなります。この3校と決勝まで対戦のない西日本短大附は、組み合わせ上はやや有利と言えそうです。

上記4校以外にも有力校が割拠しており、昨秋準優勝の東福岡、同4位の近大福岡、春の福岡地区大会優勝の筑陽学園、ノーシードながら春の北九州市長杯4強の東筑などは打線に力があります。春の福岡大会3位の希望が丘、同4位の福工大城東、同8強の東海大福岡などは投手を中心とした堅い守りで上位をうかがいます。

シード飯塚と好投手黒田を擁する戸畑の一戦は初戦屈指の好カード。シード北筑と常磐も実力伯仲の好ゲームが期待されます。このほか創立100周年記念招待試合で横浜(神奈川)と1点差の接戦を演じた八女学院の戦いぶりも注目を集めそうです。

各パートの展望は改めて行いたいと思います。

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