春季地区大会が開幕




春季大会は開催中ですが、8日(土)から福岡・筑後・北九州・福岡中央の4地区で、春季地区大会が始まりました。夏の大会に向けてシードポイントが加算される最後の公式戦となり、各地区とも最後まで激しいシード権争いが繰り広げられそうです。また、新1年生の出場も可能となり、新戦力の見極めという点でも注目される大会となります。

ここまでの各校のシードポイントから夏のシード権の行方を展望すると、北部では春4強の希望が丘、秋4強の近大福岡、秋春とも8強の飯塚東海大福岡の4校はほぼ内定といってよさそうです。昨秋~今春にかけて福岡中央地区のチームの活躍が目立つ一方、北九州地区のチームの成績は今一つ。シード権を確定させたチームはおらず、北九州市長杯は例年にも増して激戦が繰り広げられそうです。

南部では昨秋の優勝校・西日本短大附、春の大会で決勝進出を果たしている福岡大大濠、秋準優勝の東福岡、春4強の福工大城東、秋8強の福岡までが圏内といったところで、残る3枠をめぐる争いとなります。

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【福岡地区】福岡大大濠が九州大会出場のため不参加。優勝争いは春4強の福工大城東、昨秋準優勝の東福岡を軸に繰り広げられそうですが、昨秋8強の福岡、この大会の3連覇を狙う筑陽学園、秋春ともパート決勝まで勝ち上がった福岡工など力のあるチームが多く、激戦が予想されます。例年に比べて当該校グラウンドで行われる試合が多く、観戦の機会は限られそうです。

【筑後地区】西日本短大附が九州大会出場のため不参加。春8強の大牟田を中心に久留米商、祐誠、柳川などによる優勝争いが繰り広げられそうです。春の大会でシード福岡に健闘した南筑、好投手を擁する三井、三池、福島などの公立校も上位を狙います。「久留米筑水・久留米学園」「大川樟風・ありあけ新世」は春の大会と同様、連合チームとして出場します。

【北九州地区】春8強の九州国際大付、秋8強の折尾愛真のほか、真颯館、東筑、小倉工、北筑などによる優勝争いが予想されます。4強入りを逃すとどのチームにも夏の大会ではシード落ちの可能性があるため、各校とも負けられない試合が続きます。

【福岡中央地区】春4強の希望が丘、秋4強の近大福岡、秋春とも8強の飯塚、東海大福岡による「4強」による優勝争いが繰り広げられそうですが、いずれも夏のシード権はほぼ手中にしているだけに、新戦力の大胆な起用も十分に考えられます。春の大会で2勝した苅田工、古賀竟成館、中間、新宮、育徳館などの公立校がどこまで4強に迫ることができるか。春の大会で連合チームとして出場した2チームのうち「東鷹・田川科学技術」はそれぞれ単独チームとして挑みます。また「遠賀・築上西・筑豊・行橋」からは、筑豊と行橋が単独チームでの参加となります。

 

 

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