福大大濠と西短大附が決勝進出、九州大会へ~春季大会第14日




大詰めを迎えている第152回九州地区高校野球福岡大会は4日(火)、久留米市野球場で準決勝2試合が行われ、福岡大大濠と西日本短大附が決勝に進出しました。両校は4月22日(土)から熊本県で行われる九州大会に出場します。

大会最終日の5日(水)は3位決定戦と決勝が予定されています。決勝は昨秋の準決勝でも対戦した福岡大大濠-西日本短大附のカード。福岡大大濠が勝てば2020年秋以来5季ぶりの優勝、西日本短大附が勝てば昨春、秋に続く3季連続優勝となります。

なお、雨の予報が出ているため試合開始をそれぞれ1時間30分ずつ遅らせることが、福岡県高校野球連盟から発表されています。

【4日の結果】———–——
〔第1試合〕福工大城東-福岡大大濠
福岡大大濠は3回二死から四球と安打で二、三塁のチャンスをつくると、4番藤田が福工大城東の好投手・園田の失投を逃さず2点適時打を放って先制。福工大城東も5回に2番松岡のタイムリーで1点を返し、前半を1点差で折り返します。

6回表福大大濠一死満塁 龍の中前打で藤田が生還

福岡大大濠は6回一死から四球と2つの内野安打で満塁とすると、押し出し死球と龍の2点適時打で3点を奪って園田をノックアウト。さらに代わった小林からも2本のタイムリーを放って、この回5点を追加。投げては5回途中から登板した松尾が8回まで1安打無四球の好投を見せ、7-1で快勝しました。

福岡大大濠の九州大会出場は4季ぶり26回目となります。

▼準決勝
福岡大大濠 002 005 000=7
福工大城東 000 010 000=1
【大】柴田→松尾→鯉川【城】園田→小林→川畑→柿原→藤家

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〔第2試合〕西日本短大附-希望が丘
2回にスクイズで先制した希望が丘に対し、西日本短大附は4回、村上のソロ本塁打で追いつくと、さらに二死三塁から深町のタイムリーで勝ち越し。5回にも1点を加えて3-1とリードを広げます。しかし希望が丘も6回、敵失と渡邊のタイムリーで同点。続く7回にも敵失でチャンスを広げ、山野が勝ち越しのタイムリーを放ち、7回を終え4-3とリードを奪います。

7回裏希望が丘二死二、三塁 山野が左前適時打を放つ

しかし追い込まれると力を発揮するのが西日本短大附。直後の8回、多久・古賀の連打でチャンスを作ると、荒木がライトへの二塁打を放ち再逆転。9回にも古賀のタイムリーで突き放し、粘る希望が丘を振り切りました。希望が丘は8回を除く毎回の11安打を放ち、守っても4つの併殺でピンチをしのぐなど健闘を見せましたが、及びませんでした。

西日本短大附の九州大会出場は3季連続15回目となります。

▼準決勝
西短大附 000 210 021=6
希望が丘 010 002 100=4
【西】中塚【希】江越
〈本〉村上(西)

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<大会第15日(5日)の試合予定> ———–赤字はシード校
【県大会】
◇久留米
▸第1試合(11時30分~)〔3位決定戦〕福工大城東-希望が丘
▸第2試合(14時30分~)〔決勝〕福岡大大濠西日本短大附

※日程・会場・試合結果などは主催者発表のものと照合・確認してください

 

 

 

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