県内各校の部員数を調査してみた件①~北部




先日終了した各地区の1年生大会のトーナメント表を見ていて、不参加校や連合チームでの出場校が例年よりも多く感じたこともあり、県内各校の部員数を調べてみました(実際は前回大会から不参加校や連合チームの数自体はほぼ変わっていませんでした)。

「第104回全国高等学校野球選手権福岡大会」パンフレットに記載されている各校の選手名簿から、引退した3年生を引いた人数をまとめたのが下表です。ただし、下表で1年生部員が9人未満ながら1年生大会に出場している高校もあるなど、パンフレット発行後に部員の増減もあると思われます。必ずしも現在の部員数を正確に反映しているものではないことをご理解の上、ご覧ください。まずは北部から。

校名(青字は私立) 部員計 2年生 1年生 秋季大会 1年生大会 地区
東海大福岡 55 28 27 8強 4強 福岡中央
飯塚 27 28 8強 優勝 福岡中央
真颯館 54 28 26 16強   北九州
九国大付 41 27 14    不参加 北九州
東筑 37 20 17     北九州
希望が丘 20 17     福岡中央
宗像 36 16 20     福岡中央
小倉工 34 20 14     北九州
自由ケ丘 17 17   優勝 北九州
大和青藍 33 22 11     福岡中央
高稜 32 19 13     北九州
星琳 31 16 15 北九州
光陵 14 17 福岡中央
小倉商 30 15 15   北九州
古賀竟成館 12 18   4強 福岡中央
戸畑工 10 20     北九州
折尾愛真 29 16 13 8強  4強 北九州
折尾 15 14     北九州
慶成 28 12 16     北九州
戸畑 27 10 17   準優勝 北九州
八幡南 26 16 10     北九州
苅田工 14 12     福岡中央
中間 09 17     福岡中央
八幡工 25 14 11     北九州
東筑紫学園 11 14     北九州
八幡 24 13 11   4強 北九州
北筑 12 12 16強   北九州
北九州市立 12 12     北九州
青豊 23 13 10     福岡中央
近大福岡 12 11 4強 準優勝 福岡中央
門司大翔館 12 11     北九州
新宮 12 11     福岡中央
常磐 22 18 04   不参加 北九州
門司学園 10 12     北九州
若松 21 11 10     北九州
小倉 10 11     北九州
田川 10 11     福岡中央
福岡魁誠 09 12     福岡中央
嘉穂東 20 13 07     福岡中央
嘉穂 11 09 16強   福岡中央
育徳館 11 09     福岡中央
豊国学園 09 11     北九州
京都 08 12     福岡中央
玄界 07 13     福岡中央
北九州 19 12 07     北九州
小倉西 11 08     北九州
小倉南 07 12     北九州
直方 18 08 10     福岡中央
小倉東 17 09 08 16強   北九州
鞍手竜徳 16 10 06     福岡中央
稲築志耕館 15 11 04   不参加 福岡中央
鞍手 13 05 08     福岡中央
北九州高専 12 06 06     北九州
嘉穂総合 05 07     福岡中央
水産 03 09     福岡中央
須恵 10 06 04     福岡中央
八幡中央 05 05   不参加 北九州
若松商 09 03 06     北九州
田川科技 08 06 02 連合 連合  福岡中央
筑豊 04 04 連合 連合  福岡中央
東鷹 07 06 01 連合 連合  福岡中央
築上西 04 03 連合 連合  福岡中央
宇美商 00 07     福岡中央
行橋 06 01 05 連合 連合  福岡中央
遠賀 00 00 00 連合 連合  福岡中央
西田川 00 00  不参加 不参加 福岡中央
合計 1497 763 734      
1校あたり平均 22.7 11.6 11.1      

東海大福岡、飯塚、真颯館が50人台、九州国際大付が40人台と甲子園出場実績のある私立校が上位を占めました。公立では東筑、宗像、小倉工、光陵と続きます。概して部員数の多い高校ほど各大会で好成績を残している傾向がありますが、今秋の大会では23人の近大福岡がベスト4、17人の小倉東がパート決勝まで進出するなど、部員数が決して多いとは言えないチームの健闘も見られます。

近年は筑豊地区を中心に、部員の確保に苦労している高校同士による連合チームでの参加も増えています。連合チームは2016年春の「筑豊・行橋・若松商」にはじまり、その後は嘉穂総合、西田川、築上西も連合チームで出場。2021年秋には田川科学技術と宇美商、今秋には東鷹も初めて連合チームとして出場しました。少子化や人口減の影響に加えて、西田川のように午前・午後・夜間の3部からなるフレックス型の単位制を導入(令和3年度~)し、同じ時間帯に集まって活動することが難しくなっているケースもあり、連合チームとして出場する高校は今後さらに増えてくると思われます。

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