九州大会が開幕、東福岡は宮崎商にコールド勝ちで8強進出





雨のため1日順延となっていた第151回九州地区高校野球大会が23日(日)、沖縄県で開幕しました。開幕試合に登場した東福岡(福岡2位)は宮崎商(宮崎1位)を7-0で下し、準々決勝進出を決めました。東福岡の九州大会での勝利は、2014年秋の創成館(長崎)戦以来となります。準々決勝ではベスト4をかけて大分商(大分2位)と対戦します。

コザしんきんスタジアムの第一試合に登場した東福岡は初回、2安打と四球で一死満塁とすると敵失と6番岩崎の2点適時打で3点を先制。5回も一死満塁から4番中園が押し出し死球で4点目をあげて宮崎商のエース永山を降板に追い込むと、代わった平尾から5番島内が左前に2点適時打、さらに7番富永の内野安打で1点を加えて7-0と大きくリードを広げます。投げては先発の藤岡が宮崎商打線を3安打に抑え、三塁を踏ませずに完封。7回コールドで快勝しました。

第二試合は神村学園(鹿児島1位)と大分商(大分2位)が対戦。1-0と大分商リードで迎えた5回、大分商は5安打に野選などからめて5点を追加すると、続く6回にも4連打などで4点を奪って10-0と大量リード。神村学園は7つの四死球を得て毎回のように走者を出しながら、走塁ミスなどが響いて得点できず2安打に抑えられて完封負け。今春に続く九州大会制覇はなりませんでした。

[コザしんきんスタジアム]
◆1回戦(7回コールド)
宮崎商 000 000 0=0
東福岡 300 040 x=7
【宮】永山→平尾【東】藤岡

◆1回戦(6回コールド)
大分商  010 054=10
神村学園 000 000=2
【大】児玉→松木→飯田【神】上川床→松永→松元→今村

------

タピックスタジアム名護の第一試合は、2年連続のセンバツ出場を狙う長崎日大(長崎1位)が文徳(熊本2位)と対戦。2回に2点を先制された長崎日大は3回二死からの3連打で1点を返すと、6回には敵失で出した走者を3番豊田の二塁打で還して追いつき、6番松本の左前打で逆転。8回にも1点を加えて4-2とリードを広げました。文徳は9回二死から4番辻崎の左越え本塁打で1点差に迫り、なおも二死一、二塁から7番古川の左前打で二塁走者が本塁を狙いましたがタッチアウト。長崎日大を上回る15安打を放ち健闘しましたが、あと一歩及びませんでした。

第二試合は初出場の日本ウェルネス沖縄が、初回に佐賀北内野陣のミスに乗じて3点を先制。4回にも相手ミスからつかんだ好機に1点を加えて4-0とリード。佐賀北も6~9回に7本のヒットを重ねて反撃に転じましたが、日本ウェルネス沖縄も7、8回に追加点を奪って突き放し6-2で勝利。九州大会初白星を挙げました。

[タピックスタジアム名護]
◆1回戦
文徳   020 000 001=3
長崎日大 001 002 01x=4
【文】森平→福山【長】西尾→廣田
〈本〉辻崎(文)

◆1回戦
佐賀北   000 000 101=2
ウェルネス 300 100 11x=6
【佐】宮副【ウ】上原

------

大会2日目の24日(月)は1回戦4試合が予定されており、福岡1位の西日本短大附が鹿屋中央(鹿児島2位)と対戦します。

——–

【大会第2日の試合予定】
[コザしんきんスタジアム]
 ◆1回戦 鹿屋中央(鹿児島2位)-西日本短大附(福岡1位)
 ◆1回戦 海星(長崎2位)―東海大星翔(熊本1位)

[タピックスタジアム名護]
 ◆1回戦 鳥栖(佐賀2位)ー沖縄尚学(沖縄1位)
 ◆1回戦 明豊(大分2位)ー高鍋(福岡1位)

Pocket
LINEで送る

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*