九国大付が6年ぶりの優勝、春夏連続出場~選手権福岡大会最終日




第104回全国高校野球選手権福岡大会は大会最終日の28日(木)、北九州市民球場で決勝戦が行われ九州国際大付が筑陽学園を1-0で破り、2016年以来となる6年ぶり8度目の優勝を飾りました。九州国際大付は8強入りした今春のセンバツに続く甲子園大会への出場で、春夏連続出場は県勢としては2019年の筑陽学園以来、同校としては2011年以来3度目となります。

7月3日(日)に始まった福岡大会はこれで全日程を終了、九州国際大付は8月6日(土)に開幕する選手権大会に出場します。

【県大会】———–——

8回裏九国大付二死二塁 白井の左中間二塁打で大島が決勝のホームイン

北九州市民球場>
11時にプレーボールのかかった決勝は筑陽学園・木口、九州国際大付・池田と、今大会主戦として登板してきた両投手の先発で始まりました。試合は両投手がテンポよく投げ、早い展開で進行しました。

九州国際大付は3回を除いて毎回のように得点圏に走者を進め、特に4回には二死満塁と大きなチャンスを掴みましたが木口が決定打を許しません。筑陽学園も6回無死二塁の好機を得ますが池田が踏ん張り、8回表まで両校のゼロ行進が続きました。

そして迎えた8回裏、九州国際大付は一死二塁から途中出場の白井が左中間を破る二塁打を放って遂に均衡を破り、そのまま逃げ切りました。九州国際大付の池田は筑陽学園を3安打に抑えて完封、優勝に大きく貢献しました。

▼決勝
筑陽学園 000 000 000=0
九国大付 000 000 01x=1
【筑】木口(8)
【九】池田(9)

優勝旗を先頭にダイヤモンドを行進する九州国際大付の選手。後方は準優勝の筑陽学園の選手

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福岡県内ではこの後、各地区の新人大会を経て9月2日(金)に秋の福岡大会(第151回九州地区高校野球福岡大会)が開幕。10月22日(土)に沖縄県で開催される九州大会を目指した戦いが始まります。

※日程・スコア・選手名などは主催者発表のものと照合・確認してください

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