九国大付と小倉工が猛打で準決勝進出~選手権福岡大会第16日




大詰めを迎えている第104回全国高校野球選手権福岡大会は大会16日目の23日(土)から舞台を北九州市民球場に移し、ベスト8による準々決勝が始まりました。この日はまず2試合が行われ、九州国際大付と小倉工が準決勝進出を決めました。

【県大会】———–——

【九国大付-東筑】3回裏九国大付一死二塁 佐倉が中前適時打を放つ

北九州市民球場>
強打を売りにする両チームが対戦した第一試合は序盤から激しい打撃戦となりました。九州国際大付が佐倉の3点本塁打などで3回までに4点リードを奪うと、東筑も4回に5安打を集めて2点を返して反撃。その裏に九州国際大付が野田の3点本塁打で7-2と突き放すと、東筑も7回に3連打で2点を加えて3点差まで迫ります。

それでも九州国際大付はその後も得点を重ね、10-4で東筑を振り切りました。東筑も12安打を放ち5人の継投で食い下がりましたが、九州国際大付の強打に屈しました。九州国際大付は2019年以来、2大会ぶりの準決勝進出となりました。

秋春の準優勝校同士の一戦となった第二試合は2回以降、小倉工が福岡第一の繰り出す4投手から先発全員安打となる16安打を放って8点をあげると、投げては先発山田が福岡第一打線を4安打1点に抑える好投を見せて投打に圧倒。8回コールド勝ちで準決勝進出を決めました。ここまで継投で勝ち上がってきた福岡第一でしたが、この日は3回までに5点を失うなど自慢の投手陣が小倉工打線を抑えきれませんでした。

近年は2017年、2019年と夏のベスト8入りを果たしてきた小倉工ですが、ベスト4入りは1969(昭和44)年以来、実に53年ぶりとなります。

▼準々決勝
東筑   000 200 200=4
九国大付 301 300 12x=10
【東】藤井→堂満→松山→高﨑→尾形
【九】池田→木塚
〈本〉佐倉、野田(九)
〔九州国際大付は7/26(火)小倉工と対戦〕

▼準々決勝(8回コールド)
福岡第一 000 010 00=1
小倉工  014 101 01=8
【福】久保→前田→川波→杉本【小】山田
〈本〉花村(福)
〔小倉工は7/26(火)九州国際大付と対戦〕

【福岡第一—小倉工】6回裏小倉工一死三塁 梅澤がスクイズを決めて7点目

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24日(日)は準々決勝の残り2試合が行われ、ベスト4が出揃います。

<24日の試合予定> ———–赤字はシード校

【準々決勝】(北九州市民)
▼第一試合 
西日本短大附ー飯塚
▼第二試合 育徳館ー筑陽学園


※日程・スコア・選手名などは主催者発表のものと照合・確認してください

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