東海大福岡・大牟田が敗退、16強決まる~選手権福岡大会第13日




第104回全国高校野球選手権福岡大会は18日(月)、時折雨に見舞われる中で4回戦4試合が行われ、ベスト16が出揃いました。シード校のうち今春ベスト4の東海大福岡、春の筑後地区大会優勝の大牟田が敗退。16校の内訳は北部8校、南部8校となりました。

【県大会】———–——

小郡市野球場>
第一試合は初回に東海大福岡が1点を先制しますが、久留米商は5回に2番柿原の左越え二塁打で逆転。7回に同点に追い付かれましたが、直後の8回に代打矢津の勝ち越し打などで3点を奪って突き放しました。投げては先発・中島(昴)が強打の東海大福岡打線を5安打に抑える好投。9回、東海大福岡の粘りにあいますが得点を許さず完投勝利を収めました。

降雨による一時中断を挟んで行われた第二試合は、近大福岡に2点を先制された筑陽学園が5回に同点に追いつくと、7回に4番小森のタイムリーで勝ち越し。近大福岡の追撃をしのいで逃げ切り、苦しみながらも5回戦進出を決めました。近大福岡は3投手の継投で筑陽学園を5安打に抑えましたが、善戦及ばず1点に泣きました。

▼4回戦
久留米商  000 020 030=5
東海大福岡
100 000 100=2
【久】中島【東】入江→松山
〔久留米商は7/20(水)育徳館と対戦〕
▼4回戦
近大福岡 020 000 000=2
筑陽学園 001 010 10x=3
【近】末広→吉井→坂本【筑】木口
〔筑陽学園は7/20(水)折尾愛真と対戦〕

久留米市野球場>
第一試合は1点を追う育徳館が4回に逆転すると、エース山口が8回まで4安打2失点の好投。大牟田も9回表に同点に追いつく粘りを見せましたが、育徳館は9回二死一、二塁から1番森友がセンター左を破るサヨナラ打。劇的な勝利で2015年夏以来となる16強入りを果たしました。

第二試合は折尾愛真が序盤に小刻みに得点を重ねてリードを奪うと、エース田端が12奪三振の力投。九産大九州も中盤以降追い上げ2点差まで迫りましたが、わずかに及びませんでした。春夏通算3度の甲子園に導き、今夏限りでの退任を公表している九産大九州・森崎監督は最後の試合となりました。

▼4回戦
大牟田 001 010 001=3
育徳館 000 300 001=4
【大】江崎→猿渡→井川→境【育】山口
〔育徳館は7/20(水)久留米商と対戦〕
▼4回戦
折尾愛真  011 100 010=4
九産大九州 000 001 010=2
【折】 田端【九】 轟
〔折尾愛真は7/20(水)筑陽学園と対戦〕

——

19日(火)から5回戦に入り、いよいよシード校同士の対戦が始まります。
※追記(8:00):福岡県高校野球連盟より19日の試合は「天候悪化によるグランドコンディション不良のため、全試合中止」と発表がありました

<19日の試合予定> ———–赤字はシード校

【県大会】(5回戦)
▼光陵GS 
九州国際大付福工大城東/春日ー福岡第一
▼久留米  東筑福岡大大濠小倉工ー西南学院     


※日程・スコア・選手名などは主催者発表のものと照合・確認してください

 

Pocket
LINEで送る

2 Comments

  1. 何年か前に甲子園にいった時に春準決勝だった九国そろそろまた出場してほしい頑張ってください

田原俊一 へ返信する コメントをキャンセル

Your email address will not be published.


*