九国,東筑,小倉工など8強、春日は不戦敗~選手権福岡大会第14日




雨で1日順延となった第104回全国高校野球選手権福岡大会は20日(水)、ベスト16による5回戦が始まりました。この日は2会場で4試合が予定されていましたが、光陵グリーンスタジアムの第二試合に出場予定だった春日が出場を辞退したため、福岡第一が不戦勝となりました。その他の3試合は予定通り行われ、春夏連続出場を目指す九州国際大付、春の北九州市長杯優勝の東筑、春の準優勝校・小倉工の北部3校がベスト8入りを果たしました。3試合すべてが3点以内の僅差のゲームとなり、1点をめぐる白熱した攻防が繰り広げられました。

【県大会】———–——

光陵グリーンスタジアム>
第一試合は2016年の決勝でも対戦した九州国際大付と福工大城東が激突。試合は九州国際大付・池田、福工大城東・内田の投手戦となりました。両校無得点で迎えた6回、九州国際大付は2つの四球と内野安打で無死満塁の好機をつくると、6番佐倉の中犠飛で1点を先制。この1点を守り切って準々決勝進出を決めました。池田は4安打無四球の好投を見せ、福工大城東を完封しました。

第二試合は春日が部内の新型コロナ感染拡大のため試合を辞退、戦わずして夏の大会を終えました。4回戦では熱発で登板を回避したエース飯田抜きでシード真颯館に打ち勝ち、福岡第一戦でも好ゲームが期待されていましたが、非情な結果となりました。

▼5回戦
福工大城東 000 000 000=0
九国大付  000 001 00x=1
【福】内田→白楽【九】池田
〔九国大付は7/23(土)東筑と対戦〕
▼5回戦
*春日出場辞退により
福岡第一が不戦勝
〔福岡第一は7/23(土)小倉工と対戦〕

【東筑-福岡大大濠】2回表東筑一死一、二塁 藤井の左越え二塁打で平山が生還

久留米市野球場>
5年前の福岡大会決勝カードの再現となった第一試合は、東筑が2回に4安打を集めて3点を先制すると、投げては先発の堂満が福岡大大濠打線を5安打に抑えて完封。4強入りした2019年以来となる準々決勝進出を決めました。福岡大大濠の先発森本も3回以降は得点を与えず、10三振を奪う力投を見せましたが、東筑の集中打に屈しました。

第二試合はノーシードで勝ち上がってきた西南学院がシード小倉工に挑みました。試合は西南学院・宇戸、小倉工・山田、両エースによる投手戦が繰り広げられました。両校とも得点圏に走者を送りながら決定打が出ず、このまま延長戦かと思われた9回裏、小倉工は二死から一、二塁のチャンスをつくると、川江の三塁後方の飛球が失策を招いてサヨナラ勝ち。2019年以来となるベスト8入りを果たしました。

▼5回戦
東筑   030 000 000=3
福大大濠 000 000 000=0
【東】堂満【福】森本→松尾
〔東筑は7/23(土)九国大付と対戦〕
▼5回戦
西南学院 000 000 000=0
小倉工  000 000 001=1
【西】宇戸【小】山田
〔小倉工は7/23(土)福岡第一と対戦〕

——

21日(木)は5回戦の残り4試合が行われ、ベスト8が出揃います。

<21日の試合予定> ———–赤字はシード校

【県大会】(5回戦)
▼光陵GS 
北筑西日本短大附/久留米商ー育徳館
▼久留米  自由ケ丘ー飯塚折尾愛真筑陽学園    


※日程・スコア・選手名などは主催者発表のものと照合・確認してください

 

 

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