春の地区大会は5月3日(火・祝)、筑豊緑地野球場で福岡中央地区大会の決勝と北九州地区大会の準決勝2試合が行われました。福岡中央地区では東海大福岡が鞍手を破り、2016年以来となる優勝。北九州地区では東筑が小倉を、八幡南は折尾をそれぞれ1点差で破って決勝進出を決めました。
北九州地区大会の決勝は7日(土)10時から、的場池球場で予定されています。
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【北九州地区】準決勝第一試合は東筑と小倉、伝統校同士の一戦となりました。初回小倉は4番河野の適時二塁打で先制すると、東筑もその裏、4番告坂、6番吉川がいずれも適時二塁打を放って3点を奪い逆転に成功。小倉は5回に大石の適時二塁打で1点差に迫ると、7回には河野が再び適時打を放って3-3の追いつきました。それでも東筑はその裏、四球の走者を犠打と内野ゴロで三塁に進めると、藤井の遊内野安打で1点を勝ち越し。小倉も9回一死一、二塁と粘りを見せましたが及ばず、4-3で東筑が接戦を制して決勝進出を決めています。
▼準決勝(第一試合)
小倉 100 010 100=3
東筑 300 000 10x=4
第二試合は八幡南と折尾が対戦。折尾は3回までに小刻みに得点を重ねて3点をリード、試合の主導権を握ります。しかし八幡南は4回無死満塁から原の犠飛で1点を返すと、6回には四死球2つと敵失でつくった好機に再び原の適時打で1点差に迫ると、なおも二死二、三塁から野口が右中間にランニング本塁打を放って5-3と逆転に成功。投げては5回から登板した今村が走者を出しながらも得点を与えず、9回の折尾の反撃を1点に抑えて5-4で逃げ切りました。
▼準決勝(第二試合)
折尾 110 100 001=4
八幡南000 104 00x=5
東筑―八幡南の決勝は7日(土)に行われ、勝者が夏の大会のシード権を獲得します。
【福岡中央地区】ここまで4試合のうち3試合で2桁得点を挙げている東海大福岡と、3試合で失点わずか3点という鞍手が対戦。東海大福岡は初回から鞍手のエース原田に襲いかかり、先頭の北原が四球を選んだあと、敵失を挟む4連打を浴びせて5点を奪って早々とノックアウト。2回にも4安打で3点を加えてリードを広げました。鞍手は3回一死一、三塁で一塁走者がけん制で挟まれる間に三塁走者が生還して1点を返しますが、東海大福岡は4回に6番生田が右越え本塁打を放ち10点目。さらに5回裏にも1点を加えて11-1となり、コールドゲームとなりました。東海大福岡は春の大会3位に続き福岡中央地区大会も制し、夏の大会に向けて弾みをつけました。
▼決勝
鞍手 001 00=1
東海大福岡 630 11=11
(5回コールド)
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