飯塚,柳川など4回戦へ、福岡一,自由ケ丘は敗退~春季大会第5日




第150回九州地区高校野球福岡大会は大会5日目の24日(木)、北部で2回戦2試合と3回戦7試合、南部は2回戦4試合と3回戦6試合の計19試合が行われました。シード校のうち北部の自由ケ丘、南部の福岡第一が敗れる波乱がありました。また、小郡市野球場第三試合の福工大城東—春日は、継続試合となりました。

【北部】———
北九州市民球場、光陵グリーンスタジアム、筑豊緑地野球場で3試合ずつが行われました。

北九州市民球場
第一試合は初戦を迎えたシード飯塚が慶成と対戦し、終盤に突き放して8回コールド勝ち。慶成は中盤までよく食い下がりましたが、健闘及びませんでした。第二試合は3-4で迎えた9回表に八幡中央が一挙7点を挙げ、光陵に逆転勝ち。2014年夏以来となる大会2勝目を挙げて4回戦へ進出しました。第三試合は鞍手が嘉穂との筑豊対決を制しました。

▼3回戦(8回コールド)
慶成 000 002 00=2

飯塚 100 111 41=9
〔飯塚は3/26(土)育徳館と対戦〕
▼3回戦
八幡中央 000 003 007=10
光陵   000 101 201=5
〔八幡中央は3/26(土)折尾愛真と対戦〕
▼2回戦
鞍手 100 233 000=9
嘉穂 000 400 000=4
〔鞍手は3/26(土)東筑と対戦〕

光陵グリーンスタジアム
第一試合は序盤3点をリードした戸畑に対し、高稜は6回に追い付くと7回に決勝点を挙げ1点差で逃げ切りました。第二試合は初戦を迎えたシード自由ケ丘と強打の東筑が激突。試合は点の取り合いとなりましたが1点を追う東筑が9回の土壇場で追い付いて延長戦に持ち込み、12回サヨナラ勝ち。昨秋3位の自由ケ丘は初戦で姿を消しました。第三試合は北九州市立が2点を追う7回に5点を奪って逆転、その後も得点を重ねて苅田工との打撃戦を制しています。

▼2回戦
戸畑 200 100 000=3

高稜 000 012 10x=4
〔高稜は3/25(金)星琳と対戦〕
▼3回戦(延長12回)
自由ケ丘 000 500 010 000=6
東筑   012 001 101 001=7
〔東筑は3/26(土)鞍手と対戦〕
▼3回戦
北九州市立 011 100 512=11
苅田工   200 030 102=8
〔北九州市立は3/26(土)小倉工-東筑紫学園の勝者と対戦〕

筑豊緑地野球場
第一試合は、2回戦が不戦勝だったためこの日が初戦となった育徳館が小倉商と対戦。育徳館は3回以降、小刻みに得点を重ね5-2で勝利。4回戦はシード飯塚と対戦します。第二試合は終盤、小倉がリードを奪う場面もありましたが、7回に再逆転に成功した折尾愛真がそのまま押し切りました。降雨のため前日からの継続試合となった第三試合の星琳—宗像は2回裏から再開。星琳がこの日も得点を重ねて7回コールド勝ち、初めてとなった継続試合を制しました。

▼3回戦
小倉商 000 002 000=2

育徳館 001 110 11x=5
〔育徳館は3/26(土)飯塚と対戦〕
▼3回戦
小倉   000 001 200=3
折尾愛真 010 001 21x=5
〔折尾愛真は3/26(土)八幡中央と対戦〕
▼2回戦(7回コールド)
星琳 212 142 0=12
宗像 111 100 0 =4
〔高稜は3/25(金)高稜と対戦〕

 

【南部】———
春日公園野球場、小郡市野球場、久留米市野球場で各3試合、大牟田延命球場では1試合のみが行われました。小郡市野球場第三試合の福工大城東—春日戦は5回終了時点で継続試合となっています。

春日公園野球場>
第一試合は前の試合で公式戦初勝利を挙げた八女学院と糸島が対戦。2-2のまま終盤を迎えましたが、糸島が8~9回に突き放して4回戦へ。第二試合は筑陽学園が6回コールドで純真を退け、2試合連続の完封勝ち。第三試合は八女が3回までに14点を奪う猛攻を見せ、伝習館を5回コールドで下しました。

▼3回戦
糸島   100 100 034=9
八女学院 000 101 000=2
〔糸島は3/27(日)浮羽究真館―九産大九州の勝者と対戦〕
▼3回戦(6回コールド)
純真   000 000=0
筑陽学園 103 204=10
〔筑陽学園は3/27(日)大牟田と対戦〕
▼2回戦(5回コールド)
伝習館 000 20=2
八女  716 0x=14
〔八女は3/25(金)柏陵と対戦〕

小郡市野球場
第一試合は福岡工が0-2で迎えた9回裏に3点を奪う劇的な逆転サヨナラで太宰府を下しました。初回に4点ずつ奪い合う出だしとなった第二試合は、終盤に突き放した大牟田が西南学院を破って4回戦へ。次戦は筑陽学園との一戦となります。当初22日の試合予定が雨の影響でこの日までずれこんだ福工大城東—春日の注目の一戦は、5回を終了した時点で継続試合に。25日(金)に同球場の第三試合で6回表から再開されます。

▼3回戦
太宰府 000 110 000=2
福岡工 000 000 003=3
〔福岡工は3/27(日)修猷館
と対戦〕
▼3回戦
大牟田  402 000 104=11
西南学院 400 002 000=6
〔大牟田は3/27(日)筑陽学園と対戦〕
▼2回戦(継続試合)
春日    330 00=6
福工大城東 401 23=10

久留米市野球場
第一試合は武蔵台が八女工を完封し、7回コールド勝ち。第二試合では修猷館がシード福岡第一と対戦。2-1で迎えた4回に修猷館が3点を奪ってリードを広げると、そのまま押し切って昨秋の準優勝校を破りました。第三試合に登場したシード柳川も1-1で迎えた8回、福島に1点を勝ち越されて追い込まれましたが、9回に逆転。辛うじて4回戦にコマを進めました。

▼2回戦(7回コールド)
武蔵台 040 003 0=7
八女工 000 000 0=0
〔武蔵台は3/25(金)福岡大大濠
と対戦〕
▼3回戦
修猷館  101 300 000=5
福岡第一 010 000 000=1
〔修猷館は3/27(日)福岡工と対戦〕
▼3回戦
柳川 100 000 003=4
福島 000 100 010=2
〔柳川は3/27(日)福岡中央と対戦〕

大牟田延命球場
2日連続の順延となった九産大九州—城南の1試合のみが行われ、九産大九州が完封で城南を下し、3回戦に勝ち進みました。

▼2回戦
城南    000 000 000=0
九産大九州 010 201 10x=5
〔九産大九州は3/25(金)浮羽究真館
と対戦〕

——

大会6日目の25日(金)は北部で3回戦9試合が行われ4回戦に進む16校が出揃います。南部では継続試合となった2回戦1試合のほか3回戦8試合の計9試合が予定されています。シード北筑のほか若松、玄界が初戦を迎え、この日で出場全チームが初戦を終えます。

=3月25日の試合予定= ※赤字はシード校
【北部】
▼北九州市民(3回戦)
北筑―中間/東海大福岡―希望が丘/直方―古賀竟成館
▼光陵GS(3回戦)
八幡―豊国学園/玄界―若松/星琳—高稜
▼筑豊緑地(3回戦)
小倉工―東筑紫学園/京都―常磐/小倉東―真颯館

【南部】
▼春日公園(3回戦)
南筑―久留米商/西日本短大附―筑紫台
▼小郡
(3回戦)浮羽究真館ー九産大九州/祐誠ー沖学園/(2回戦・継続試合)福工大城東―春日
▼久留米(3回戦)
福岡―筑前/福岡大大濠―武蔵台
▼大牟田(3回戦)
三池—香椎工/柏陵ー八女

 

 

 

 

 

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