北筑・西短・久商など4回戦へ、継続試合は城東~春季大会第6日




【南筑ー久留米商】5回裏久留米商二死満塁、仁部の右前打で新谷に続き山下が生還、5点目

大会6日目に入った第150回九州地区高校野球福岡大会は25日(金)、北部で3回戦9試合、南部で2回戦1試合と3回戦8試合の計18試合が行われ、北部では4回戦にのぞむ16校が決まりました。
シード校の北筑、福岡、福岡大大濠が順当に勝ち上がったほか、昨夏優勝の西日本短大附、準優勝の真颯館なども4回戦進出を決めています。継続試合となった福工大城東—春日は、福工大城東が2日間にわたる戦いを制しました。

【北部】———
北九州市民球場、光陵グリーンスタジアム、筑豊緑地野球場で3試合ずつが行われました。

北九州市民球場
第一試合は初戦を迎えたシード北筑が中盤以降に得点を重ねて中間に7回コールド勝ち。東海大福岡と希望が丘と対戦した第二試合は、0-7から希望が丘が7回までに1点差まで追い上げましたが、東海大福岡が再び突き放して逃げ切りました。第三試合は古賀竟成館が7回コールド勝ちで直方を退け、秋に続いて4回戦進出を決めました。

▼3回戦(7回コールド)
北筑 000 212 2=7
中間 000 000 0=0
〔北筑は3/28(月)豊国学園と対戦〕
▼3回戦
東海大福岡 005 200 022=11
希望が丘  000 030 320=8
〔東海大福岡は3/28(月)常磐と対戦〕
▼3回戦(7回コールド)
直方    010 000 0=1
古賀竟成館 240 103 x=10
〔古賀竟成館は3/28(月)玄界と対戦〕

光陵グリーンスタジアム
第一試合は3回に逆転した豊国学園がその後も小刻みに得点を加え、八幡に8回コールド勝ち。秋に続いて4回戦に進出し、次はシード校・北筑に挑みます。両校ともこれが初戦となった第二試合は玄界が若松に完封勝ち。4回戦では古賀竟成館との「古賀対決」にのぞみます。第三試合は激しく得点が動くシーソーゲームとなり6-6のまま延長戦に突入。10回に星琳がサヨナラ勝ちで高稜を下し、熱戦を制しました。

▼3回戦(8回コールド)
八幡   100 000 00=1

豊国学園 002 121 02=8
〔豊国学園は3/28(月)北筑と対戦〕
▼3回戦
若松 000 000 000=0
玄界 110 300 00x=5
〔玄界は3/28(月)古賀竟成館と対戦〕
▼3回戦(延長10回)
高稜 100 012 300 0=6
星琳 210 200 110 1=7
〔星琳は3/28(月)真颯館と対戦〕

筑豊緑地野球場
第一試合は小倉工が東筑紫学園に完封勝ち。昨秋は3回戦で敗れた小倉工でしたが、2試合連続完封で4回戦にコマを進めました。第二試合は9回に京都が同点に追い付いて延長戦に入りましたが、10回に常磐がサヨナラ勝ち。常磐の大会2勝は、2016年秋以来となります。第三試合は3回を終えて6-3と小倉東がリードしましたが真颯館は4回に5点を奪って逆転すると、その後も加点し10-6で勝利。真颯館は2試合連続の2桁得点となりました。4回戦は、こちらも2試合で20得点の星琳と対戦します。

▼3回戦
小倉工   001 200 010=4

東筑紫学園 000 000 000=0
〔小倉工は3/28(月)北九州市立と対戦〕
▼3回戦(延長10回)
京都 000 200 001 0=3
常磐 101 100 000 1=4
〔折尾愛真は3/27(日)八幡中央と対戦〕
▼3回戦
真颯館 012 500 020=10
小倉東 114 000 000 =6
〔真颯館は3/28(月)星琳と対戦〕

 

【南部】———
春日公園野球場、久留米市野球場、大牟田延命球場で3回戦各2試合、小郡市野球場では3回戦2試合と、継続試合となった2回戦1試合が行われました。

【西短大附-筑紫台】1回表西短大附一死一、二塁 多久の中越え二塁打で穴井が先制のホームイン

春日公園野球場>
第一試合は久留米商—南筑、定期戦を行う両校が対戦。久留米商は3回に疋田、石橋の適時打で先制すると5回には仁部の2点適時打でリードを広げ、先発の新原投手が6回無失点の好投を見せて7-3で勝利しました。第二試合は西日本短大附が初回、4番多久の2点適時打で先制すると、3回には多久の左越え本塁打などで得点を重ねました。先発の左腕・橋本投手は筑紫台打線を4安打に抑えて完封し、8回コールドで快勝しました。

▼3回戦
南筑   000 000 021=3
久留米商 003 020 11x=7
〔久留米商は3/28(月)博多―福工大城東の勝者と対戦〕
▼3回戦(6回コールド)
筑紫台  000 000 00=0
西短大附 203 001 01=7
〔西短大附は3/27(日)祐誠と対戦〕

小郡市野球場
第一試合は九産大九州が浮羽究真館に10-0で5回コールド勝ち。これで3試合連続の完封勝ちとなりました。第二試合は祐誠が沖学園を6-2で破り、4回戦では昨秋初戦で敗れた西日本短大附との再戦にのぞみます。前日からの継続試合となった第三試合は6回表から試合を再開、5回までに10-6とリードしていた福工大城東がこの日も得点を重ね12-6で春日を下しました。

▼3回戦(5回コールド)
浮羽究真館 000 00=0
九産大九州 061 03=10
〔九産大九州は3/27(日)糸島
と対戦〕
▼3回戦
祐誠  000 020 310=6
沖学園 000 010 001=2
〔祐誠は3/27(日)西短大附と対戦〕
▼2回戦(継続試合)
春日    330 000 000=6
福工大城東 401 231 10x=12
〔福工大城東は3/27(日)博多と対戦〕

久留米市野球場
シード校の2校が登場。第一試合は福岡が序盤から得点を重ね、6-1で筑前を下しました。第二試合は福岡大大濠が2-1の6回に一挙6点を奪ってリードを広げ、7回コールドで武蔵台を退けました。福岡はここまで2試合で1失点、福岡大大濠は2失点と堅守が光っています。

▼3回戦
福岡 001 230 000=6
筑前 000 100 000=1
〔福岡は3/27(日)三潴
と対戦〕
▼3回戦(7回コールド)
福大大濠 011 006 0=8
武蔵台  000 010 0=1
〔福大大濠は3/27(日)八女と対戦〕

大牟田延命球場
第一試合は三潴が香椎工を完封して4-0で破り、次戦はシード福岡との対戦となります。八女は7回コールドで柏陵に快勝、4回戦ではやはりシード校の福岡大大濠に挑みます。

▼3回戦
三潴  102 000 001=4
香椎工 000 000 000=0
〔三潴は3/27(日)福岡
と対戦〕
▼3回戦(7回コールド)
柏陵 000 100 0=1
八女 104 021 x=8
〔八女は3/27(日)福大大濠と対戦〕

——

大会7日目の26日(土)は北部で4回戦6試合が行われる予定でしたが、すでに雨天順延が発表されています。27日(日)は北部で4回戦2試合、南部では3回戦の残り1試合と4回戦7試合が行われます。

=3月27日の試合予定= ※赤字はシード校
【北部】
▼北九州市民
(4回戦)飯塚―育徳館/八幡中央―折尾愛真

【南部】
▼桧原
(3回戦)博多―福工大城東/(4回戦)西短大附—祐誠/修猷館—福岡工
▼小郡
(4回戦)福岡大大濠―八女/柳川—福岡中央/福岡—三潴
▼久留米
(4回戦)筑陽学園―大牟田/糸島—九産大九州

 

 

 

 

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