福岡第一・東海大福岡など快勝、雨で5試合順延~春季大会第3日




第150回九州地区高校野球福岡大会は3日目の22日(火)、朝方までの雨の影響で5つの球場で第三試合が順延となり、北部で2回戦7試合、南部で2回戦9試合の計16試合が行われました。この影響で23日以降の日程に一部変更が生じています。南部ではシード校・福岡第一が初戦に登場し、コールド勝ちで3回戦進出を決めました。

【北部】———
大谷球場、光陵グリーンスタジアムでは第三試合が順延となり2回戦2試合ずつが、筑豊緑地野球場では予定通り2回戦3試合が行われました。

大谷球場
第一試合は4回以降に得点を重ねた小倉工が折尾を完封、8回コールドで初戦を突破しました。第二試合は初回に4点を先制して主導権を握った八幡が、その後も得点を重ねて門司学園を押し切りました。

▼2回戦(8回コールド)
折尾  000 000 00=0

小倉工 000 141 01=7
〔小倉工は3/24(木)東筑紫学園と対戦〕
▼2回戦
八幡   400 100 010=6
門司学園 100 101 000=3
〔八幡は3/24(木)豊国学園と対戦〕
▼2回戦
嘉穂総合―希望が丘〔23日に順延〕

光陵グリーンスタジアム
第一試合は福岡魁誠が2回までに3点をリードしましたが、中間は3回に逆転するとその後も得点を重ねて突き放し、7回コールド勝ち。田川科技・筑豊の連合チームが東海大福岡と対戦した第二試合は、東海大福岡が初回に4点を先制すると4回には11点を奪うなど19得点を挙げて5回コールド勝ちを納めました。

▼2回戦(7回コールド)
福岡魁誠 210 000 0=3

中間   013 205 x=11
〔中間は3/24(木)北筑と対戦〕
▼2回戦(5回コールド)
田川科技・筑豊 000 00=0
東海大福岡   404 11x=19
〔東海大福岡は3/25(金)嘉穂総合―希望が丘の勝者と対戦〕
▼2回戦
常磐―須恵〔23日に順延〕

筑豊緑地野球場
第一試合は序盤から得点を重ねた東筑紫学園が7回に5点を挙げて鞍手竜徳を突き放しコールド勝ち。鞍手竜徳も6回に4点を返すなど粘りを見せましたが及びませんでした。第二試合は先行する豊国学園を北九州が追う展開となり、延長戦に突入。10回表に豊国学園が4点を挙げて勝負を決めました。第三試合は4回以降に小刻みに得点を挙げた京都が門司大翔館に競り勝っています。

▼2回戦(7回コールド)
東筑紫学園 101 141 5=13

鞍手竜徳  100 004 0=5
〔東筑紫学園は3/24(木)小倉工と対戦〕
▼2回戦(延長10回)
豊国学園 200 302 000 4=11
北九州  002 011 300 1=8
〔豊国学園は3/24(木)八幡と対戦〕
▼2回戦
京都    000 110 110=4
門司大翔館 000 100 000=1
〔京都は3/25(金)常磐―須恵の勝者と対戦〕

 

【南部】———
春日公園野球場、小郡市野球場、大牟田延命球場では第三試合が順延となり2回戦2試合ずつが、久留米市野球場では予定通り2回戦3試合が行われました。

春日公園野球場>
第一試合は昨秋準優勝のシード福岡第一が初戦で山門にコールド勝ちの三井と対戦。福岡第一は2回に先制すると徐々にリードを広げ7回コールド勝ちで3回戦にコマを進めました。第二試合は8回表までに西南学院が5-0とリードを奪いましたが、福岡大若葉は8回に2点、9回に3点を返す粘りを見せて延長戦に。12回表に西南学院が2点を勝ち越すと福岡大若葉もその裏、1点差に迫りましたがあと一歩及びませんでした。

▼2回戦(7回コールド)
三井   000 000 0=0
福岡第一 020 022 1=7
〔福岡第一は3/24(木)修猷館と対戦〕
▼2回戦(延長12回)
西南学院 010 011 110 002=7
福大若葉 000 000 023 001=6
〔西南学院は3/24(木)大牟田と対戦〕
▼2回戦
博多―久留米〔3/23(水)に順延〕

小郡市野球場
第一試合は、4回裏に大量8点を奪った修猷館が5回コールドで筑紫中央に快勝。第二試合は終始リードを奪い続けた大牟田が福岡舞鶴の追撃を1点差でしのいで競り勝ち今大会2勝目。3回戦進出を決めました。

▼2回戦(5回コールド)
筑紫中央 001 20=3
修猷館  203 8x=13
〔修猷館は3/24(木)福岡第一
と対戦〕
▼2回戦
福岡舞鶴 010 012 001=5
大牟田  201 012 00x=6
〔大牟田は3/24(木)西南学院と対戦〕
▼2回戦(6回コールド)
福工大城東―春日〔3/24(木)に順延〕

久留米市野球場
第一試合は4-4で迎えた4回裏に2点を勝ち越した祐誠が、7回裏には4点を挙げて早良に7回コールド勝ち。第二試合の三潴ー博多工は激しい打撃戦となりましたが、9-11で迎えた8回に三潴が逆転すると9回にも3点を加えて博多工を突き放しました。初回に7点を挙げた博多工でしたがリードを守り切れませんでした。第三試合は昨秋2勝の浮羽究真館が三池工を逆転で下して3回戦にコマを進めています。

▼2回戦(7回コールド)
早良 100 300 0=4
祐誠 310 201 4=11
〔祐誠は3/25(金)沖学園
と対戦〕
▼2回戦
三潴  102 420 033=15
博多工 700 200 201=12
〔三潴は3/25(金)香椎工と対戦〕
▼2回戦
浮羽究真館 000 043 010=8
三池工   000 200 300=5
〔浮羽究真館は3/25(金)九産大九州―城南の勝者と対戦〕

大牟田延命球場
第一試合の沖学園―三池は3回を終えて11-8という激しい点の取り合いとなりましたが、中盤以降も得点を重ねた沖学園が7回コールドで勝利しました。最終スコアは23-11。両校あわせて34得点は今大会最多、また過去5回の春季大会を振り返っても最多得点となりました。第二試合は香椎工が同点の9回表に2点を勝ち越して福翔との接戦を制しました。

▼2回戦(7回コールド)
沖学園 461 015 6=23
三池  503 000 3=11
〔沖学園は3/25(金)祐誠
と対戦〕
▼2回戦(7回コールド)
香椎工 101 001 002=5
福翔  100 001 010=3
〔香椎工は3/25(金)三潴と対戦〕
▼2回戦
九産大九州―城南〔3/23(金)に順延〕

——

大会4日目の23日(水)は北部で2回戦8試合と3回戦1試合、南部は2回戦9試合の計18試合が予定されています。

=3月23日の試合予定= ※赤字はシード校
【北部】
▼北九州市民
(2回戦)直方―新宮/八幡南―真颯館/(3回戦)飯塚―慶成
▼光陵GS(2回戦)
常磐―須恵/東鷹―小倉東/高稜―戸畑
▼筑豊緑地(2回戦)
嘉穂総合―希望が丘/青豊―古賀竟成館/星琳―宗像
【南部】
▼春日公園(2回戦)
福岡大大濠―久留米高専/大牟田北―南筑/博多―久留米
▼久留米(2回戦)
筑紫―筑紫台/福岡農―柏陵/武蔵台―八女工
▼大牟田(2回戦)
香椎―西日本短大附/明善―久留米商/九産大九州―城南

 

 

 

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