柳川、福岡、筑陽学園などコールド勝ちで3回戦へ~春季大会第2日




第150回九州地区高校野球福岡大会は2日目の21日(月・祝)、北部で2回戦9試合、南部で2回戦12試合の計21試合が行われました。南部のシード校・柳川、福岡はそろってコールド勝ちを納めて3回戦に進出。南部では昨年度から硬式部に転向した八女学院が、嬉しい公式戦初白星を挙げています。

【北部】———
大谷球場、光陵グリーンスタジアム、筑豊緑地野球場で2回戦3試合ずつが行われました。

大谷球場
第一試合は八幡中央が3回に一挙6点を加えてリードを大きく広げ、小倉南に5回コールド勝ち。第二試合は折尾愛真が5回まで毎回得点で15点を奪い、稲築志耕館を圧倒しました。第三試合は嘉穂が若松商・築上西・行橋の連合チームに4-2と競り勝ちました。連合チームは初回先制すると逆転された後もよく粘りましたが、及びませんでした。連合チームの県内公式戦初勝利は今回もお預けとなりましたが、2点差の惜敗は過去最少得点差でした。

▼2回戦(5回コールド)
小倉南  100 00=1

八幡中央 306 02=11
〔八幡中央は3/24(木)光陵と対戦〕
▼2回戦(5回コールド)
折尾愛真  342 24=15
稲築志耕館 000 00=0
〔折尾愛真は3/24(木)小倉と対戦〕
▼2回戦
若商築上西行橋 100 001 000=2
嘉穂      110 100 01x=4
〔嘉穂は3/24(木)鞍手と対戦〕

光陵グリーンスタジアム
第一試合は2回に小倉西が4点を奪えば、その裏に小倉が6点を返すなど、序盤から乱打戦となりました。小倉は6-6の5回に2点を勝ち越すと、続く6回にも大量6点を加えて7回コールド勝ちを納めました。第二試合は2回に3点を先制した鞍手が戸畑工の追撃を振り切って3-2で競り勝ちました。第三試合は1-5で迎えた6回裏に6点を奪って逆転した苅田工が、そのまま嘉穂東を押し切っています。

▼2回戦(7回コールド)
小倉西 040 200 0=6

小倉  060 026 x=14
〔小倉は3/24(木)折尾愛真と対戦〕
▼2回戦
鞍手  030 000 000=3
戸畑工 000 000 200=2
〔鞍手は3/24(木)嘉穂と対戦〕
▼2回戦
嘉穂東 130 001 000=5
苅田工 001 006 00x=7
〔苅田工は3/24(木)北九州市立と対戦〕

筑豊緑地野球場
第一試合は終始先手を取り続けた光陵が優位を試合を進め6-3で田川に快勝しました。第二試合は1-1の7回に3点を勝ち越した東筑が、近大福岡の反撃を2点に抑えて1点差で逃げ切りました。東筑は次戦、シードの自由ケ丘に挑みます。第三試合は北九州市立が5回コールドで八幡工を下しました。

▼2回戦
田川 010 001 100=3

光陵 200 110 11 x=6
〔光陵は3/24(木)八幡中央と対戦〕
▼2回戦
東筑   000 010 300=4
近大福岡 000 010 020=3
〔東筑は3/24(木)自由ケ丘と対戦〕
▼2回戦(5回コールド)
八幡工   000 01 =1
北九州市立 351 02=11
〔北九州市立は3/24(木)苅田工と対戦〕

 

【南部】———
桧原運動公園野球場、小郡市野球場、久留米市野球場、大牟田延命球場の4球場で2回戦3試合ずつが行われました。

桧原運動公園野球場>
第一試合はシード柳川が東福岡と激突。柳川は2回梅田の2点適時打で先制すると4回には3安打に四球を絡めて5点を挙げて突き放し、7回コールドで快勝しました。第二試合は3-3で迎えた8回に糸島が勝ち越し、朝倉との接戦を制しました。第三試合は2点を先制された筑前が2回に同点に追い付くと、3回以降も得点を重ねて7回コールドで福岡講倫館を破りました。

【柳川―東福岡】2回裏柳川一死一、二塁、梅田の左翼線二塁打で穴井に続き古賀も生還

▼2回戦(7回コールド)
東福岡 000 000 0=0
柳川  020 500 x=7
〔柳川は3/24(木)福島と対戦〕
▼2回戦
糸島 000 003 010=4
朝倉 001 000 200=3
〔糸島は3/24(木)八女学院と対戦〕
▼2回戦(7回コールド)
福岡講倫館 200 000 2=4
筑前    021 521 x=11
〔筑前は3/25(金)福岡と対戦〕

小郡市野球場
第一試合は、序盤から得点を重ねた太宰府が玄洋に9-3で快勝。第二試合の中村三陽ー八女農は両校とも2桁安打を放つ打撃戦となりましたが、5回6回に4点ずつを加えた中村三陽が八女農に打ち勝ちました。昨夏4強の筑陽学園は朝倉光陽を6回コールドで危なげなく退けています。

▼2回戦
太宰府 011 110 203=9
玄洋  000 100 020=3
〔太宰府は3/24(木)福岡工
と対戦〕
▼2回戦
八女農  112 003 000=8
中村三陽 113 044 10x=14
〔中村三陽は3/24(木)福岡中央と対戦〕
▼2回戦(6回コールド)
朝倉光陽 000 000 =0
筑陽学園 061 201=10
〔筑陽学園は3/24(木)純真と対戦〕

久留米市野球場
第一試合は、2回までに大量14点を挙げた福岡工が大川樟風を5回コールドで圧倒しました。第二試合は3回裏に逆転した福岡中央がその後も攻撃の手を緩めずに福岡西陵に7回コールド勝ち。シードで昨秋8強の福岡は香住丘を完封、7-0で快勝し初戦を突破しました。

▼2回戦(5回コールド)
大川樟風 000 00=0
福岡工  950 2x=14
〔福岡工は3/24(木)太宰府
と対戦〕
▼2回戦(7回コールド)
福岡西陵 002 000 0=2
福岡中央 104 141 x=11
〔福岡中央は3/24(木)中村三陽と対戦〕
▼2回戦(7回コールド)
香住丘 000 000 0=0
福岡  300 021 1=7
〔福岡は3/25(金)筑前と対戦〕

大牟田延命球場
第一試合は、福島が1-1の6回に3点を挙げて突き放し、小郡を下しました。次戦はシード柳川と対戦します。第二試合の八女学院ー浮羽工は序盤から激しい点の取り合いとなりましたが、7-6で迎えた6回裏に八女学院が6点を奪って勝負あり。公式戦初勝利をコールド勝ちで飾りました。第三試合は純真が久留米学園に得点を許さず9-0で快勝しました。

▼2回戦
小郡 000 100 010=2
福島 100 003 10x=5
〔福島は3/24(木)柳川
と対戦〕
▼2回戦(7回コールド)
浮羽工  140 001 0=6
八女学院 300 316 x=13
〔八女学院は3/24(木)糸島と対戦〕
▼2回戦
純真    200 030 013=9
久留米学園 000 000 000=0
〔純真は3/24(木)筑陽学園と対戦〕

——

大会3日目の22日(火)も、北部で2回戦9試合、南部で2回戦12試合の計21試合が予定されています。

=3月22日の試合予定= ※赤字はシード校
【北部】
▼大谷(2回戦)
折尾―小倉工/八幡―門司学園/嘉穂総合―希望が丘
▼光陵GS(2回戦)
中間―福岡魁誠/田川科技.筑豊―東海大福岡/常磐―須恵
▼筑豊緑地(2回戦)
東筑紫学園―鞍手竜徳/北九州―豊国学園/門司大翔館―京都
【南部】
▼春日公園(2回戦)
福岡第一―三井/西南学院―福大若葉/博多―久留米
▼小郡(2回戦)
修猷館―筑紫中央/大牟田―福岡舞鶴/福工大城東―春日
▼久留米(2回戦)
早良―祐誠/博多工―三潴/三池工―浮羽究真館
▼大牟田(2回戦)
沖学園―三池/香椎工―福翔/九産大九州―城南

 

 

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