九州国際大付が出場する第52回明治神宮野球大会が11月20日(土)に開幕します。九州国際大付が九州地区代表として同大会に出場するのは初めて。県勢としては、2018年の筑陽学園以来の出場となります。この大会の優勝校の所属する地区には、来春のセンバツ選考にあたって「神宮枠」として1枠が割り振られるため、九州国際大付には九州大会で敗れた各校の期待が集まります。
初戦は大会初日の第二試合。クラーク記念国際(北海道地区代表)と対戦します。クラーク記念国際は秋の北海道地区大会で駒大苫小牧を4-1、北海を6-2、立命館慶祥を5-1、東海大札幌を5-1、そして決勝では旭川実を3-1で破って優勝。5試合で6失点という堅い守りが光ります。
投手陣は緩急をつけた投球が持ち味の左腕・山中と直球に威力ある右の辻田の2本柱。山中は25回3分の2イニングスで自責点3、辻田は18回3分の1イニングスを投げて自責点1と安定しており、強打を誇る九州国際大付打線がどう攻略していくか注目されます。
現在のように全国10地区の代表が出場する形となった第30回大会(平成11年)以降、福岡県のチームが九州地区代表として明治神宮大会に出場したのは過去5回。北部からは初の出場となります。このうち第31回の東福岡は優勝、5年前の福岡大大濠および3年前の筑陽学園はベスト4入りを果たしました。
また、その結果に関わらず、明治神宮大会に出場した福岡県勢は翌年のセンバツでは全てベスト8に進出しています。
大会(年度) | 校 名 | 成 績 | 翌春センバツ成績 | |
第49回(平成30年) | 筑 陽 学 園 | 準決勝敗退(2ー5札幌大谷) | ベスト8 | |
第47回(平成28年) | 福岡大大濠 | 準決勝敗退(4-6早稲田実) | ベスト8 | |
第34回(平成15年) | 福工大城東 | 1回戦敗退(6-7二松学舎大付) | ベスト8 | |
第31回(平成12年) | 東 福 岡 | 優 勝 | ベスト8 | |
第30回(平成11年) | 柳 川 | 1回戦敗退(4-10北照) | ベスト8 |
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