春季大会第10日~東福岡・九国大付・真颯館・戸畑が4強進出




【福工大城東-真颯館】8回裏真颯館一死一、三塁、森田が右越え本塁打を放ち生還

 第148回九州地区高校野球福岡大会は4月2日(金)県大会が開幕。2019年秋の大会以来となる一般入場が開放された中で準々決勝4試合が行われ東福岡、真颯館、九州国際大付、戸畑の4校が準決勝に進出しました。準決勝は休養日を挟んだ4日(日)に久留米市野球場で行われ、勝った2校がまず、4月24日(土)から大分県で開催される九州大会への出場権を掴みます。

 久留米市野球場の第一試合は、初回に先制した東福岡が、その後も毎回のように得点を重ねて9-1で八幡に7回コールド勝ち。南部大会でシード・沖学園、筑陽学園などを破ってきた実力を示しました。第二試合はシード・九州国際大付が序盤に2点を挙げると、先発・山本投手が久留米商打線を5安打に抑えて完封。これで九州国際大付は北部大会から4試合、依然無失点が続いています。久留米商・下川投手も4回以降は得点を許しませんでしたが打線の援護がなく、好投も実りませんでした。

 小郡市野球場の第一試合は、真颯館が初回に4連打で3点を先制すると、先発・松本翔投手がテンポのよい投球で福工大城東打線を8回まで2点に抑え、最後は4番・森田の3点本塁打でコールド勝ちを決めました。第二試合は戸畑が四死球や犠打などを絡めてしぶとく得点を重ねて主導権を握ると、先発・竹下投手が九産大九産に10安打を浴びながらも要所を抑えて流れを渡さず、8回裏に4本のヒットを重ねて4点を奪い、勝負を決めました。

 この結果、準決勝のカードは東福岡-真颯館、九州国際大付-戸畑となりました。東福岡は2014年秋以来、真颯館は2019年春以来、九州国際大付は昨秋に続く2季連続、戸畑は2005年春以来の九州大会出場を狙います。

【九産大九産-戸畑】8回裏戸畑一死一、三塁、藤野が右越え三塁打を放つ

<2日の試合結果>———–
※赤字はシード校
【県大会】
▼準々決勝(久留米)※7回コールド
八幡  001 000 0=1
東福岡 122 121 x=9
【八】白石→山下→渡口【東】池田→木村
▼準々決勝(久留米)
久留米商 000 000 000=0
九国大付 011 000 00x=2
【久】下川【九】山本

▼準々決勝(小郡)※8回コールド
福工大城東
000 100 01=2
真颯館   310 000 23=9
【福】大塚→白楽→尾﨑→白楽→内田【真】松本翔
▼準々決勝(小郡)※8回コールド
九産大九産 010 000 01=2
戸畑    103 010 04=9
【九】梶原→吉川【戸】竹下

——
4月4日(日)の試合予定 ※赤字はシード校
【県大会】(準決勝)
▼久留米 東福岡-真颯館/九州国際大付
-戸畑

——

 


Pocket
LINEで送る

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*