各地区大会の開幕を4/18に延期、無観客で開催へ




 福岡県高校野球連盟は27日、4月11日(土)に予定されていた各地区大会(北九州市長杯、福岡中央地区大会、福岡地区大会、筑後地区大会)の開幕を4月18日(土)に延期すると発表しました。3月28日付の朝日新聞では「新型コロナウイルス感染対策により、来月以降の部活動の実施状況が不透明な学校が多いため、延期を決めた」と報じています。あわせて福岡県高野連ホームページでは各地区大会の組み合わせと、大会が無観客で行われることも発表されました(組み合わせについては改めてアップします)。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月11日に第92回選抜高校野球大会の中止が発表されました。春季大会の実施については、各都道府県高校野球連盟の判断となっていますが、福岡県高校野球連盟は8日に春季大会の中止を決定しています。代わりに各地区大会の上位2校ずつによる県大会を行い、九州大会出場校を選出することにしていましたが、その地区大会も1週間の延期となりました。今後の状況によっては部活動解禁時期の延期も予想され、大会の開催自体が見通せない事態となっています。

 なお、九州各県の春季大会に関する状況は下記のようになっています。

県・地区 当初開幕日 春季大会(公表日)
九州 4/18(土) 5/16に延期(3/8)
福岡 3/21(土) 中止。4/11からの各地区大会で九州大会出場校を決定(3/8)→地区大会を4/18に延期(3/27)
佐賀 3/21(土) 3/25以降に延期(3/9)→4/11以降に延期(3/16)
長崎 3月下旬 4/23に延期(3/11)
大分 3/21(土) 4/1に延期(3/10)→4/11に延期(3/25)
熊本 3/21(土) 4/18に延期(3/26)
宮崎 3/20(金) 延期。日程は未定(3/16)
鹿児島 3/20(金) 4月以降に延期(3/9)→4/13に延期(3/13)→代理抽選延期(3/27)
沖縄 3/20(金) 3/25に延期(3/13)<開催中>

 3月25日から無観客で開催中の沖縄県を除いて、軒並み4月以降に延期されています。ただ、再延期を余儀なくされるケースもあり開催についてはやはり不透明な状況で、5月の九州大会への影響も懸念されます。
 また、九州以外でも四国4県の中止が決まっており、今週になって静岡、東京、千葉などでも相次いで春季大会の中止が発表されました。球児たちにとって、試練の春が続いています。


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