1年生大会が終了、春日・西短大附・真颯館・飯塚が優勝




 10月12日から各地区で行われてきた1年生大会は、11月3日(日)に福岡、筑後地区で決勝が行われ全日程が終了しました。福岡地区は春日、筑後地区は西日本短大附、北九州地区は真颯館、福岡中央地区は飯塚がそれぞれ優勝しました。また、各地区のベスト4以上のチームは下記のとおりです。

2019年 優   勝 準 優 勝 ベ ス ト 4
福岡地区 春  日 東 福 岡 香  椎 福岡大大濠
筑後地区 西短大附 大 牟 田 三  井 南   筑
北九州地区 真 颯 館 九国大付 戸  畑 東   筑
福岡中央地区 飯  塚 嘉  穂 鞍  手 古賀竟成館

 激戦の福岡地区では春日が優勝。春日は今夏ベスト8進出を果たして躍進しましたが、新チームになってからも8月の新人大会でベスト4、秋季大会は5回戦(パート決勝)進出と常に顔を出しています。今回1年生大会も制したことで、来年から再来年にかけても上位争いが期待されます。東福岡は決勝で敗れましたが福岡第一、福岡大大濠などの強豪を破っての決勝進出は評価されます。1年生大会3連覇を狙った福岡大大濠は準決勝で東福岡に大敗。準々決勝でも7失点しており、投手を含めたディフェンスが課題と言えそうです。今年新規加盟し1年生だけで戦う福岡大若葉は初戦を突破し、東福岡にも4-7と善戦。来年の戦いぶりが楽しみです。
 筑後地区は西日本短大附が2年ぶりの優勝。昨年の1年生大会でも準優勝しており、来春、夏ともやはり優勝争いに絡んできそうです。

 北九州地区は真颯館と九州国際大付の私立2強による決勝となりましたが、真颯館が競り勝って優勝
。両校に加えてベスト4の東筑、戸畑、さらに戸畑に競り負けた小倉工などが来年以降の北九州地区をリードしそうです。
 福岡中央地区は飯塚が3年ぶりの優勝。2回戦以降はすべて2桁得点で圧倒しました。それ以外の4強は嘉穂、鞍手、古賀竟成館と公立校が占めました。古賀竟成館は3年連続、鞍手は2年連続の1年生大会ベスト4以上で、着実に力をつけている印象です。

 最後に、2年前の1年生大会の結果(ベスト4以上)と、その時の1年生が最上級生となった今夏の結果を振り返っておきます(太字はシード校、【】内は今夏の成績)。

2017年 優   勝 準 優 勝 ベ ス ト 4
北九州
地 区
自由ケ丘
【ベスト8】
小 倉 工
【ベスト8】
八   幡
【2回戦】
真 颯 館
【5回戦】
福岡中央
地 区
東海大福岡
【4回戦】
古賀竟成館
【2回戦】
飯   塚
【4回戦】
新   宮
【3回戦】
福 岡
地 区
福岡大大濠
【ベスト8】
東 福 岡
【4回戦】
九産大九州
【5回戦】
修 猷 館
【3回戦】
筑 後
地 区
西短大附
【準優勝】
南   筑
2回戦
福   島
【4回戦】
久留米商
【4回戦】

 各地区の優勝校および準優勝校8校のうち5校がシードに選ばれ、4校がベスト8以上の成績を残しました。ちなみに今夏優勝の筑陽学園は秋の九州大会出場のため、この年の1年生大会は出場を辞退していました。
 これで今年の福岡県の公式戦は終了、来年3月までシーズンオフに入ります。


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