2019選手権大会第15日~筑陽学園、九国大付がベスト4進出




 第101回全国高校野球選手権福岡大会の15日目は25日、梅雨明けと同時に厳しい暑さとなった久留米市野球場で準々決勝2試合が行われ、ベスト4にまず筑陽学園と九州国際大付の2校が名乗りをあげました。

【筑陽学園ー小倉工】3回表筑陽学園一死二塁、中村が左越え二塁打を放つ

 第一試合は、5回戦(九産大九州戦)で劇的な逆転サヨナラ勝ちを演じた筑陽学園が小倉工と対戦しました。筑陽学園は初回にノーヒットで1点を先制すると、3回には4安打を集中させて4点を奪い、先発の中山を援護します。その中山が3回に一死から四球を出したところで早くも西舘がマウンドへ。西舘はこのピンチをしのぐと4~7回と三者凡退に抑え、流れを渡しません。
 小倉工は7回、高橋、常軒の連打でようやく1点を返し、9回も高橋、常軒が連続二塁打を放ち2点を返して粘りを見せましたが、反撃もここまで。6-3で筑陽学園が逃げ切り、準優勝した2009年以来となるベスト4進出を決めました。

【九国大付ー福大大濠】7回裏九国大付二死二塁、井上楓の中前打で石田翔が生還

 第二試合は3年ぶりの優勝を狙う九州国際大付と、2年前の準優勝校・福岡大大濠が激突。初回九州国際大付が先制すると、その後は両校ともチャンスを作りながら決定打が出ず、1-0のまま中盤へ。5回九州国際大付は一死満塁と絶好のチャンスを迎えますが、ここで登板した福岡大大濠の2番手・星野が2者連続三振に打ち取って抑えると、直後の6回に新井の本塁打で追いつきます。
 それでも九州国際大付は7回に井上楓のタイムリーで勝ち越すと、8回にも押し出しで1点を追加。投げてはエース下村が福岡大大濠を1点に抑え3-1で競り勝ちました。準決勝は筑陽学園との大一番を迎えます。

 26日も久留米市野球場で準々決勝の残り2試合が行われ、ベスト4が出揃います。

——————————

<25日の試合結果>※赤字はシード校
【県大会】~久留米市野球場
▼準々決勝
筑陽学園 104 001 000=6
小倉工  000 000 102=3
(筑)中山→西舘(小)樋口
▼準々決勝
福大大濠 000 001 000=1
九国大付 100 000 11X=3
(福)深浦→星野→中村→山下→毛利(九)下村

<26日の試合予定> ※赤字はシード校
(準々決勝・久留米)
 自由ケ丘ー東筑/西日本短大附ー春日


Pocket
LINEで送る

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*