この春に見た気になる選手④(野手編~右打者)




 7月に入りました。いよいよ熱い季節のスタートです。「気になる選手」シリーズも、今回で最終回。右打者は第一印象で目についた選手が比較的少なかったのですが、「秋季大会で見た気になる選手④(野手編~右打者)」とあわせてご覧ください。この記事をアップした後は、夏の大会の観戦に向けた準備に入りたいと思っています。

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江良佑介(福工大城東・内野手)
城東・江良 3番でショートを守る福工大城東の中心選手です。前チームではトップバッターとして県大会出場に貢献。センターを中心にライナー性の当たりを飛ばします。バットコントロールの柔らかさが印象的で、変化球にもうまくついていけます。守備も軽快で、堅い守りを見せる福工大城東の中核となっています。平山、百原、江良と続く同校の1~3番は高い出塁率を誇り、確実にチャンスメイクする力があります。

岩崎魁人(九州国際大付・外野手)
九国・岩崎 九州国際大付の3番。昨夏の優勝メンバーの一人で、主にレフトで出場。17打数6安打(.353)と活躍しました。6安打のうち本塁打が1、三塁打が2、二塁打が1という数字に表れているように長距離ヒッターです。特にセンターから右方向への大きな当たりが目を引きます。岩崎、山本、脇坂のクリーンアップは、県内でも屈指の長打力を誇ります。

吉井恒平(九州国際大付・内野手)
 九州国際大付のトップバッター。昨秋までは9番を打っていましたが、春から1番に抜擢されています。この選手も右方向へ鋭い当たりを放つことができるほか、春の九州大会では2回戦(樟南戦)で本塁打を放つなど長打力もあります。守備は春からショートに回っていますが、九州国際大付の不安があるとすれば守備面。内野の要としてのプレイも期待されます。

大宅祐哉(香椎・内野手)
香椎・大宅 香椎の4番打者。体は特別大きくありませんが、この選手も長打力があり、思い切りのよさが目につきます。福岡地区大会の春日戦ではレフトへ高々と上がる一発を放ちました。香椎とすればこの大宅、そして5番・嘉村の前にできるだけ走者をためて回したいところです。

 

吉田拓弥(九産大九州・内野手)
九州・吉田2 守備で目のついた選手として挙げたいと思います。春の九州大会以降、ショートの先発として名を連ねるようになりました。NHK旗決勝で見せた落ち着いた判断(無死満塁から1-6-2の併殺プレー)、スローイングも正確で、難しいバウンドに対する打球判断、グラブさばきなどは天性のものを感じます。168センチと小柄ですが春の九州大会は12打数4安打。NHK旗決勝では飯塚・渡辺健太投手から安打を放つなど、悪くありません。

 

 

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