センバツ「21世紀枠」、九州地区候補校は高千穂（宮崎）に

　来年３月開幕の第８９回選抜高校野球大会の「２１世紀枠」に関して、全国９地区の候補校９校が発表され、九州地区からは高千穂（宮崎）が選ばれました。先日、「センバツ「２１世紀枠」各都府県の推薦校出揃う、福岡は小倉工」のエントリーでも少し触れましたが、高千穂は公立校であり、九州大会にも出場していただけに、順当な選出となりました。福岡県は小倉工（県大会ベスト４）でしたが、九州大会で福岡県代表の２校が決勝に進みセンバツ出場が濃厚なだけに、地域性からもやはり厳しかったようです。

　２１世紀枠は、東日本地区、西日本地区からまず１校ずつが選ばれ、３校目は残る７校から選ばれることになります。九州地区の高千穂の選出を応援したいところですが、西日本地区ではここ数年、四国地区、近畿地区からの選出が目立っており、今年も両地区に有力校が名を連ねています。
　近畿地区の洛星（京都）は、部員１０人の中高一貫の進学校。四国地区の中村（高知）は昭和５２年のセンバツを１２人で準優勝しており、今年も部員は１６人。いずれも話題性十分で、高千穂にとっては手強い競争相手となりそうです。
　全国９地区から３校を選ぶ選考委員会は来年１月２７日。一般枠の選出と同じ日に発表されます。

【21世紀枠各地区選出校】

※校名は21世紀枠選出によるセンバツ出場校

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