写真で振り返る2014夏②~強豪校に挑んだ投手たち~




開会式の翌日、7月6日(日)は朝からどんよりした天気。北九州市民球場の第一試合が始まる頃には雨が降り出しました。そんな中で行われた今年の優勝校・九州国際大付の初戦。挑んだのは西田川でした。

西田川の先発は背番号「10」、3年生の野村圭太投手。

西田川・野村九国・山本生還

力投及ばず2回途中、3点目を許したところで降板します。ちなみにホームインしているのは九国大付の山本選手。立派な体格です。

西田川・桑野2

九国・疋田生還

2番手の桑野投手(2年)も疋田選手に3ラン本塁打を浴びるなど、7失点で無念の降板。しかし桑野投手は2年生。この経験を来年ぜひ生かしてほしいところです。

西田川・柏木

最後にエースナンバーをつけた柏木投手(3年)がマウンドにあがって4、5回を投げ切りました。5回は強打者の古澤選手を併殺で打ち取るなど、3人で抑えました。
雨の中、全国レベルの打線を相手に投げ続けた3人。この時の相手が優勝を勝ち取った今、何を思うのでしょうか。

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翌7日(月)は雨のため全試合が順延。8日(火)の第三試合を春日公園野球場で観戦しました。登場したのは150キロの直球を投げる小野投手を擁する優勝候補・西日本短大付。対戦相手は福岡でした。

福岡・刀根先発のマウンドは刀根投手(3年)でしたが、コントロールに苦しみ2回途中、押し出し四球で2点目を失ったところで降板。

福岡・井土後を継いだ2年生左腕・井土投手は代わった直後に押し出し四球を出しましたが、その後は5回まで1失点の力投を見せ、マウンドを3番手・林投手(3年)に託します。

福岡・林

林投手も2イニングスで7つの四死球を与えるなどコントロールに苦しみ、最後は西短大付・大曲選手に満塁本塁打を打たれてコールド負けとなりました。
短い夏が終わり3年生の2人は、次なる目標に向かうことでしょう。

西短スタンド

1塁側・西短大付スタンド。控えの野球部員たちの統制のとれた大きな声援が印象に残りました。

福岡スタンド 3塁側・福岡スタンド。応援団による硬派な応援風景。(つづく)



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