写真で振り返る2014夏③~梅雨の晴れ間に熱戦~




 7月10日(木)は台風のために前日から全試合の順延が決まっていました。翌11日(金)は台風一過、北九州市民球場は久々に晴れ間がのぞく中での熱戦が行われました。
 第2試合は地元・小倉西と、ベスト8に進出した折尾愛真が対戦しました。

 折尾愛真は試合開始前にスタンドへの挨拶で整列した際、伊藤諒主将(3年)がスタンドに駆け付けた父兄や関係者に感謝の気持ちを述べ、それから全員で一礼していたのが印象的でした。やることはやった、後は全力を尽くすのみ…という決意が伝わってきました。

小倉西・高山小倉西の先発は大型左腕の高山望投手(3年)。大きなカーブが武器でした。

折尾愛真生還しかし初回に奥田智史選手(2年)にタイムリーを許すなど4回までに6点を失い、5回から2年生の北野健投手にマウンドを譲ります。

小倉西・北野北野投手は5~7回と折尾愛真を無得点に抑え、味方の反撃を待ちます。

折尾愛真・岡投手反撃したい小倉西でしたが、折尾愛真の2年生エース・新井悠太朗投手(2年)がナイスピッチング。5回を3安打無得点に抑えます。

折尾愛真・向野6回からは2番手・向野航平投手(3年)が登板。7回に連打を浴びてピンチを迎えましたが、無得点で切り抜けました。

愛真・小倉西スコアボード

小倉西スタンド地元開催ということもあってか、小倉西スタンドには多くの生徒が応援に駆け付けて、チアリーダーやブラスバンドも加わった華やかな応援が繰り広げられました。試合後も引率していた先生方の的確な指示のもと、スムーズに退場していました。

 

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 第3試合では出場登録メンバー20人のうち18人を1年生が占める真颯館が登場しました。対戦したのは新宮。こちらは3年生が主力のチームです。

新宮・崎村新宮の先発・崎村尚輝投手(3年)。右のサイドハンドからコーナーを突く投球が持ち味です。

真颯館・岡適時打初回、真颯館はツーアウトから新宮内野陣の乱れもあってチャンスを作ると、5番・岡天斗選手(1年)がライト前にクリーンヒットを放ち、先制します。

真颯館・岡投手その岡投手はセンスを感じさせるマウンドさばきで序盤、新宮を無得点に抑えます。

新宮・太田適時打新宮・鴨山生還新宮も4回以降、反撃を開始します。5回には4番・太田恭平選手(3年)のレフト前ヒットで鴫山瑞希選手(3年)が生還して同点に追いつきました。
しかしその後、真颯館が9回に1点をあげて勝ち越し、見事に勝利を掴みました。…(つづく)

 

 

 



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