6月29日(土)に開幕する第106回全国高校野球選手権福岡大会の組み合わせ抽選会が14日(金)、福岡市城南区の福岡大学で行われ、対戦相手が決まりました。今年の参加校は南部71校、北部65校の136校。田川科学技術と東鷹が連合チームとして出場するため135チームによって優勝が争われます。出場校・チーム数とも昨年と変わらず、県高野連に加盟するすべての高校が参加します。
29日に北九州市民球場で開かれる開会式は今回希望制となり、83校が参加予定。希望者による抽選の結果、星琳の小山琥太郎主将が選手宣誓の大役を引き当てました。開会式後は同球場で北九州-玄界による開幕試合が行われ、熱戦の火ぶたが切って落とされます。
大会は7月7日(日)まで北部、南部大会がそれぞれ行われ、11日(木)から南北32校による県大会がスタート。決勝は21日(日)の予定です。
【シード校】(囲み数字はシード順位)
◇北部 ①東海大福岡 ②飯塚 ③九州国際大付 ④東筑 ⑤自由ケ丘 ⑥鞍手 ⑦近大福岡 ⑧真颯館
◇南部 ①春日 ②大牟田 ③福岡大大濠 ④西日本短大附 ⑤九産大九産 ⑥久留米商 ⑦糸島 ⑧沖学園
2020年秋から昨年夏まで九州国際大付、福岡大大濠、西日本短大附の「3強」で優勝を分け合ってきましたが昨秋・今春とも3強は決勝を前に敗れており、勢力図が変わろうとしています。実力・実績の抜けたチームが不在の今大会は、ここ数年ではもっとも混戦の度合いを深めています。

それでも優勝争いの中心になるのは3強でしょう。2014~16年に続く夏3連覇を狙う九州国際大付は、甲子園のマウンドを経験した田端投手が健在。福岡大大濠は秋春ともタイブレークで敗れるなど接戦を勝ち切れていませんが、柴田・平川の両右腕をはじめ今年も豊富な投手陣を抱えます。西日本短大附は昨年から中軸を担う高塚・古賀・村上らを中心とした破壊力のある強力打線が看板です。
センバツ出場の東海大福岡は総合力が高く、一気に試合を動かす集中打もあります。春優勝の春日はエース前田を中心に投手力が充実しており、粘り強い戦いぶりが光ります。準優勝の大牟田は、昨夏4強に導いたエース境がさらに成長を遂げています。松永・肥後と強打者を中軸に据える飯塚、昨夏準優勝で強打の東筑も優勝争いに加わってきそうです。

ノーシード校にも有力校がひしめきます。福工大城東は大堂、筑陽学園は西村、福岡第一は前田という昨夏から活躍してきた好投手を擁し、上位進出を狙います。東福岡の橋本、吉原の両投手も安定感があり、北部では春の大会で東筑を破った東筑紫学園のほか、戸畑・北筑・直方・八幡など公立校に力のあるチームがそろいます。
組み合わせを俯瞰すると、今年は有力校がばらけた印象です。南部の久留米商-八女学院、北部の鞍手-八幡は初戦屈指の好カード。大牟田と福工大城東が初戦を突破すれば早くも3回戦で激突します。
なお、シード上位校が順当に勝ち上がった場合、東海大福岡ー西日本短大附、大牟田-九州国際大付、春日-東筑、飯塚-福岡大大濠という準々決勝が実現することになります。
各パートの展望は改めて行いたいと思います。


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