’23夏の大会展望③E・Fパート~飯塚、筑陽学園が4強争いを主導




E・Fパートは飯塚、筑陽学園と南北のシード校を軸としたベスト4争いが展開されそうです。

飯塚・藤原

飯塚は秋春とも福岡大会ベスト8。秋は東福岡、春は福岡大大濠に敗れましたが、投打とも県内ではトップクラスの力があります。投手陣は中村、藤原と140キロ超の直球を投げる右本格派2人が柱。1年夏からマウンド経験のある中村は気迫を前面に出した投球を見せます。故障の中村に代わって春の大会で主戦を務めた藤原は、ひと冬越えて直球は148キロまで伸び、スライダーの切れも抜群。ともに制球への不安を残しますが、攻略は容易ではありません。打線は2年生の4番肥後の前後を福田、縄田、河村ら前チームからのレギュラーが固めます。夏は過去2年いずれも準決勝で終盤の逆転負けを喫していますが、今年も2人の継投が一つのカギとなりそうです。

筑陽学園・西村

昨夏準優勝の筑陽学園は当時の主力が抜け昨秋、今春といずれもパート決勝止まり。それでも4月の福岡地区大会で優勝を飾り、夏に向けて戦力を整えてきました。打線は高打率を誇る左の好打者田中をリードオフマンに、唯一昨夏の準優勝を経験している木竹ら長打力のある打者を並べ、切れ目がありません。2年生エース西村はチェンジアップを武器にする右腕。直球は120キロ台で制球を乱す場面もあるなど発展途上の印象ですが、試合ごとに投球内容がよくなっており、さらなる伸びしろを感じさせます。

東海大福岡・西村

東海大福岡も秋春ともベスト8と力があります。秋は変則左腕の森田、春は西村・佐藤(2年)・斉藤ら130キロ台の直球を持つ右本格派の継投で勝ち上がってきました。西村はカーブ、佐藤はフォーク、斉藤はチェンジアップなど変化球を随所に織り交ぜてきます。打線は突出した選手はいませんが、左の砂川、右の上嶋らを中心に選手層の厚さを生かした切れ目のない打線で、どこからでもチャンスを作ることができます。

大牟田は昨秋からメンバーを大きく入れ替え、春の大会では東福岡に打ち勝って8強入り。いわゆるスラッガータイプはいませんが左の好打者猿渡(蒼)を中心に打力があります。左腕エースの境(2年)は130キロ超の伸びのある直球で押してくる投球が持ち味。このほかアンダーハンドの猿渡(匠)、右腕の久保山(2年)などタイプの違う投手を揃えます。

修猷館・武内

ノーシードの公立校にも好チームが揃いました。福岡工は秋春ともパート決勝まで進むなど、力のある一校。エース高濱は直球、変化球をテンポよく投げ込みます。修猷館は秋は福岡大大濠に善戦、春の福岡地区大会では福岡に競り勝ちました。130キロ台の力ある直球と落差あるスライダーが武器の右腕武内を堅守で盛り立てます。初戦で飯塚と対戦する戸畑も春はパート決勝まで勝ち上がり、北九州市長杯でも8強に進出するなど実力を秘めます。右の好投手黒田が飯塚打線を抑えて接戦に持ち込み、勝機をうかがいたいところ。

香椎工は軟投派左腕・植垣(2年)と4番立山を投打の軸に県大会出場を狙います。春の福岡中央地区大会でベスト4の宗像はエースで中軸打者の三浦が大黒柱。北九州市立は前チームの主力である吉原・行岡・渋谷らを中心に打力のあるチームです。九産大九州、九産大九州、自由ケ丘など秋以降、結果を出しきれていない私立校の巻き返しも注目されます。

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