真颯館、春日、高稜、明善など3回戦へ~選手権福岡大会第2日




2日目を迎えた第104回全国高校野球選手権福岡大会は4日(月)、北部で2回戦4試合、南部で2回戦6試合の計10試合が行われました。この日はシード・真颯館が登場、慶成に苦戦しながらも初戦を突破しました。なお、5日(火)は台風接近のため全試合の順延が発表されています。

【北部】———–——
北九州市民球場、筑豊緑地野球場の2会場で2回戦4試合が行われました。

北九州市民球場
第一試合はシード・真颯館が慶成と対戦。3回に逆転を許しましたが5回に追い付き、6回に勝ち越すと、7回に一挙4点を挙げて突き放しました。慶成は3回、満塁から5番寺西の走者一掃の二塁打で逆転し、小刻みな継投で真颯館を揺さぶりましたが終盤力尽きました。

第二試合は序盤から得点を重ねた高稜が7回に一挙4点を奪って水産に7回コールド勝ち。エース野副は4安打1失点の好投で、前年に続く県大会出場まであと1勝としました。

▼2回戦
慶成
 003 000 000=3
真颯館
101 011 40x=8
【慶】伊藤→中鳥→伊藤→中鳥→伊藤→中鳥→伊藤→森→伊藤
【真】古庄→福島→春崎
〈本〉山田(真)
〔真颯館は7/9(土)常磐と対戦〕
▼2回戦(7回コールド)
水産 000 100 0=1
高稜
120 100 4=8
【水】田中→力丸【高】野副
〔高稜は7/9(土)宗像と対戦〕

筑豊緑地野球場
第一試合は常磐が4回に大量6点を挙げてリードを広げ、行橋を7回コールドで下しました。3回まで1点差で食らいつき、単独チームとしては2012年以来となる得点を挙げた行橋の善戦も光りました。第二試合は宗像が15安打の猛攻で12点を奪い、須恵に7回コールド勝ち。夏としては2018年以来となる白星を挙げました。

▼2回戦(7回コールド)
行橋 000 001 0=1

常磐 100 602 x=9
【行】森下【常】柳田→江草→岡 〈本〉中越(常)
〔常磐は7/9(土)真颯館と対戦〕
▼2回戦(7回コールド)
宗像 105 211 2=12
須恵 100 000 0=1
【宗】丸山→合屋【須】今東→冨田→河村
〔宗像は7/9(土)高稜と対戦〕

 

【南部】———–——
春日公園野球場、久留米市野球場、大牟田延命球場の3会場で2回戦6試合が行われました。

春日公園野球場>
第一試合は春の筑後地区大会準優勝の明善が着実に得点を重ね、八女農に7回コールド勝ち。八女農は3番近藤が2打点を挙げて気を吐きましたが、涙をのみました。第二試合は久留米高専が延長10回に2点を勝ち越して三池工を振り切り、6年ぶりの夏1勝をあげました。4番伊東の本塁打などで終盤3点のリードを追いつく粘りを見せた三池工でしたが、力尽きました。

▼2回戦(7回コールド)
明善  020 205 3=12
八女農 000 101 0=2
【明】木崎【八】中村
〔明善は7/9(土)八女工と対戦〕
▼2回戦(延長10回)
久留米高専 200 000 100 2=5
三池工   000 000 120 0=3
【久】河野【三】嶋田→馬渡〈本〉伊東
〔久留米高専は7/10(日)早良と対戦〕

久留米市野球場
第一試合は早良の先発久保が3安打1失点の好投を見せ、久留米学園に競り勝ちました。久留米学園は土壇場で1点を返し、なおも同点の走者を得点圏に進めましたが、あと一歩及びませんでした。第二試合は昨夏16強の春日が2本の本塁打などで10点を奪い、浮羽究真館に7回コールド勝ち。春日の左腕エース飯田は初回に味方の失策もからんで2点を失いましたが、7回を4安打におさえて復活登板を飾りました。

▼2回戦
久留米学園 000 000 001=1
早良    100 010 00x=2
【久】広木【早】久保
〔早良は7/10(日)久留米高専と対戦〕
▼2回戦(7回コールド)
浮羽究真館 200 000 0=2
春日    004 006 x=10
【浮】豊原→北島→八田【春】飯田
〈本〉森、飯田(春)
〔春日は7/10(日)筑紫中央と対戦〕

大牟田延命球場
序盤から点の取り合いとなった第一試合は八女工が5回に4点をあげて逆転すると、2番手宮原が久留米の反撃を封じて逃げ切りました。第二試合は10四死球に4盗塁をからめて得点を重ねた筑紫中央が、3人の投手による継投で玄洋に完封勝ちを収めました。

▼2回戦
久留米 031 010 010=6
八女工 112 040 11x=10
【久】今鶴→安部→岡【八】古賀→宮原〈本〉横堀(八)
〔八女工は7/9(土)明善と対戦〕
▼2回戦
筑紫中央 120 210 000=6
玄洋   000 000 000=0
【筑】戸上→秋吉→戸上【玄】田中→八木→有松→片峰
〔筑紫中央は7/10(日)春日と対戦〕

——

5日(火)に予定されていた北部の2回戦6試合、南部の2回戦6試合は、6日(水)にそのままスライドされて行われます。

<6日の試合予定> ———–※赤字はシード校
【北部】(2回戦)
▼北九州市民 小倉工—東鷹/北九州—希望が丘
▼光陵GS  戸畑—小倉東/中間—新宮
▼筑豊緑地  門司学園—北九州市立/北筑ー直方

【南部】(2回戦)
▼春日公園  福大若葉ー三井/福岡常葉ー博多
▼久留米   山門ー輝翔館/東福岡ー三池
▼大牟田延命 福島ー三潴/香住丘ー筑紫台

※日程・スコア・選手名などは主催者発表のものと照合・確認してください

 

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