春季大会第7日~飯塚・城東・筑陽などパート決勝へ、沖学園は涙




 第148回九州地区高校野球福岡大会は7日目の26日(金)、北部で3回戦2試合と4回戦4試合、南部で3回戦4試合が行われました。シード校のうち飯塚、福工大城東は勝ち上がりましたが、沖学園が東福岡に敗れています。

(北部)
 北九州市民球場の第一試合は5回まで両校ゼロ行進が続きましたが、6回に小倉が3点を先制して均衡を破ると、その後も追加点を加え7-1で小倉西に快勝し、4回戦へ。第二試合では前半リードを奪った八幡が8回に青豊を突き放し、パート決勝にコマを進めました。
 光陵グリーンスタジアムでは、育徳館が鞍手を7回コールドで下して4回戦進出。第二試合はシード・飯塚が中間を7回コールドで退け、パート決勝進出を決めました。
 筑豊緑地野球場の第一試合はシード・自由ケ丘を破った北九州が東筑と対戦。試合は延長12回で決着がつかずタイブレークに突入、13回表に2点を勝ち越した北九州が8-6で熱戦を制しました。真颯館は8回裏に2点差をひっくり返して小倉東を破り、次戦は県大会進出をかけて飯塚と激突します。

(南部)
 小郡市野球場の第一試合はシード・沖学園が東福岡と対戦。3~4回にかけて大量得点の応酬となりましたが、東福岡が沖学園の追撃を振り切って9-7で競り勝ちました。第二試合は2回までに7点を挙げて主導権を握った福工大城東が八女工の反撃を抑えて逃げ切り、昨秋に続く県大会出場に王手を掛けました。
 久留米市野球場の第一試合・筑陽学園-大牟田戦は1-1のまま延長戦に入り、11回に筑陽学園がサヨナラ勝ち。第二試合では八女が1-5の8回表に5点を挙げて逆転勝ち。3回戦に続く8回の大逆転劇を演じ、パート決勝では福工大城東に挑みます。

 27日(土)は北部と南部で4回戦4試合ずつが予定されており、パート決勝を争う16校が出揃います。

<26日の試合結果>———–〔〕内は次戦の予定
【北部】
▼3回戦(北九州市民)
小倉  000 003 301=7
小倉西 000 000 001=1
〔小倉は27日(土)北九州市民球場第2試合で育徳館と対戦〕
▼4回戦(北九州市民)
青豊 000 000 300=3
八幡 020 200 03x=7
〔八幡は28日(日)北九州市民球場第1試合で北九州と対戦〕


▼3回戦(光陵GS)※7回コールド
育徳館 020 102 3=8
鞍手  000 100 0=1
〔育徳館は27日(土)北九州市民球場第2試合で小倉と対戦〕
▼4回戦(光陵GS)※7回コールド
中間 000 000 0=0

飯塚 103 212 x=9
〔飯塚は28日(日)北九州市民球場第2試合で真颯館と対戦〕

▼4回戦(筑豊緑地)※延長13回
北九州 000 003 030 000 2=8
東筑  000 220 200 000 0=6
〔北九州は28日(日)北九州市民球場第1試合で八幡と対戦
▼4回戦(筑豊緑地)
小倉東 003 020 000=506
真颯館 200 000 13x=6
〔真颯館は28日(日)北九州市民球場第2試合で飯塚と対戦

【南部】
▼4回戦(小郡)
沖学園 000 500 200=7
東福岡 004 500 00x=9
〔東福岡は28日(日)小郡市野球場第1試合で筑陽学園と対戦〕
▼4回戦(小郡)
福工大城東 520 210 100=11
八女工   013 000 210=07
〔福工大城東は28日(日)小郡市野球場第2試合で八女と対戦

▼4回戦(久留米)※延長11回
大牟田  100 000 000 00=1

筑陽学園 000 000 100 01=2

〔筑陽学園は28日(日
)小郡市野球場第1試合で東福岡と対戦〕
▼4回戦(久留米)
八女 000 000 150=6
三潴 010 020 200=5

〔八女は
28日(日)小郡市野球場第2試合で福工大城東と対戦〕

——
27日の試合予定 ※赤字はシード校
【北部】(4回戦)
▼北九州  九国大付-希望が丘/育徳館ー小倉

▼光陵GS 京都-星琳/戸畑-光陵

【南部】(4回戦)
▼小郡   久留米商-福岡中央/九産大九産-中村三陽
▼久留米  西短大附-福岡/南筑-博多工
——

 

 

 


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