第１０２回全国高校野球選手権福岡大会の代替大会「がんばれ福岡２０２０」は２６日（日）、６試合が雨天順延となりましたが、４地区で１０試合が行われました。
北九州地区で２回戦最後の試合となった一戦は、７回一気に７点を奪って逆転した戸畑工が、星琳の反撃を８回の２点に抑えてベスト８入り。準々決勝最初の試合となった北九州市立ー八幡南は、３－３のまま延長タイブレークに突入。１０回表に八幡南が１点を勝ち越しましたが、その裏に北九州市立が２点を奪って逆転サヨナラ勝ち。昨秋ベスト４の八幡南は準々決勝で姿を消しました。
準々決勝３試合が行われた福岡中央地区では、第一試合で飯塚が渡辺～中川の継投で新宮に完封勝ち。２回戦で昨秋ベスト４の宗像を破った新宮でしたが、準々決勝で涙をのみました。光陵も４－０で大和青藍に完封勝ち。これでチームとしては３試合連続、佐藤投手は２試合連続の完封勝利となりました。福岡魁誠ー育徳館は、福岡魁誠３点リードで迎えた８回一死の場面で降雨が激しくなり、コールドゲームに。福岡魁誠がベスト４最後の切符を掴みました。準決勝の組み合わせは「東海大福岡ー飯塚」「光陵ー福岡魁誠」となります。
福岡地区は３回戦３試合のみが行われました。強豪同士の一戦となった福岡大大濠ー東福岡は、終始先手を奪い続けた福岡大大濠が山下～山城と速球派２人の継投で東福岡を１点に抑えて快勝。福岡工は同点で迎えた７回に３点を勝ち越して、香椎を下しました。春日は５回コールドで筑紫に快勝し、それぞれ準々決勝に進出しました。
筑後地区では２回戦最後の試合が行われ、木本の本塁打などでリードを広げた久留米商が三井に快勝。これで筑後地区もベスト４が揃い、準決勝は「大牟田ー西日本短大附」「祐誠ー久留米商」に決まりました。また、筑後地区交流大会は最後日を迎え、５投手をつぎこんだ山門が大牟田北に５－１で勝利。交流大会最後の一戦を制しました。
（26日の結果）—————————————————–
＜がんばれ福岡2020 北九州地区高校野球大会＞
▼２回戦
星琳 110 000 020=4
戸畑工 000 000 70x=7
【星】椋木、諸岡ー森
【戸】杉山、立山－森
〔二〕石松、諸岡、迫田（星）森、宮村、渡辺（戸）
▼準々決勝 ※延長10回タイブレーク
八幡南 000 001 200 1=4
北九州市立 200 000 100 2=5
【八】原田、荒牧、濵本ー鴨
【北】大谷、益満－小谷
〔二〕山口２、高松、荒牧（八）福山、黒川、小谷（北）
▼準々決勝
飯塚 210 001 010＝5
新宮 000 000 000＝0
【飯】渡辺、中川－宮野
【新】尾林、黒木－小浦
〔二〕菊地、鳥羽（飯）
▼準々決勝
大和青藍 000 000 000＝0
光陵 101 010 01x＝4
【大】永嶋、安河内－藤本
【光】佐藤－花田
〔二〕安部、佐藤（光）
▼準々決勝 ※8回一死降雨コールド
育徳館 000 000 00=0
福岡魁誠 000 030 0x=3
【育】鬼頭、榎本－志柿
【福】井田－松岡
〔二〕辻（福）
＜がんばれ福岡2020 福岡地区高校野球大会＞
▼３回戦
東福岡 000 001 000＝1
福大大濠 010 021 01x＝5
【東】上田、下澤、林－稲益
【福】山下、山城－伏見
〔三〕白石（福）〔二〕城戸（東）
▼３回戦
福岡工 000 100 310＝5
香椎 010 000 000＝1
【福】江頭真、大岡－戸次
【香】吉野、牟田、宮本悠－吉村南
〔三〕栗原（福）〔二〕大岡（福）橋本、松尾（香）
▼３回戦 ※5回コールド
筑紫 000 00＝ 0
春日 401 32＝10
【筑】伊藤、久保、一瀬－橋本
【春】前田－利田
〔二〕平野（春）
▼２回戦
三井 000 000 100＝1
久留米商 201 200 00x＝5
【三】柳、上野－末広
【久】馬場、樋本－中山
〔本〕木本（久）〔二〕中村、久保田一（久）
＜がんばれ福岡2020 筑後地区高校野球交流大会＞
山門 010 100 030＝5
大牟田北 000 000 010＝1
【山】今村、吉富、川島、池松、石橋－牛島
【大】高口、渡辺、江崎－戸島
〔三〕川島（山）〔二〕吉富、牛島（山）渡辺（大）