福岡地区は筑陽学園、筑後地区は大牟田が優勝~春季地区大会




大詰めを迎えている各地区大会は4月30日(土)、5月1日(日)に福岡・筑後・北九州・福岡中央の4地区で計17試合が行われ、福岡地区では筑陽学園、筑後地区は大牟田が優勝を果たしました。
福岡中央地区では鞍手と東海大福岡が決勝進出を決め、北九州地区では東筑、小倉、折尾、八幡南がベスト4入りを果たしています。

3日(火・祝)は福岡中央地区の決勝と北九州地区の準決勝2試合が筑豊緑地野球場で予定されています。

【九産大九州-筑陽学園】4回表筑陽学園一死三塁 轟の暴投で三塁から野田が生還

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【福岡地区】29日(金・祝)に予定されていた準決勝2試合は雨のため30日(土)に順延して行われました。第一試合では九産大九州と筑陽学園が対戦。奇しくも昨年の同大会準決勝でも対戦した両校による再戦となりました。0-0で迎えた4回に筑陽学園が短長打に暴投を絡めて2点を先制すると、5回にも一死満塁から豊田、野田の連続適時打で3点を追加。投げては先発の盛田投手が九産大九州を5安打に抑えて完封勝ち。昨年に続いて九産大九州を破って決勝進出を決めました。

【福工大城東-福岡大大濠】4回裏福岡大大濠一死二、三塁 北嶋が同点の左前適時打を放つ

福岡大大濠と福工大城東のカードとなった第二試合は、2回に先制した福工大城東に対し、福岡大大濠は4回に北嶋の適時打で追いつくと続く5回には吉田の本塁打で勝ち越し。4回途中から先発の若田部投手をリリーフした森本投手が福工大城東に得点を許さず、8回にも北嶋の適時打で1点を加えた福岡大大濠が3-1で接戦をものにしました。

5月1日(日)に行われた決勝は筑陽学園が序盤のリードをエース木口が守り切って、5-1で福岡大大濠に快勝。前年に続いて福岡地区大会を制し、夏の大会のシード権を確実にしました。


【筑後地区】
29日(金・祝)に予定されていた準決勝2試合は、30日(土)に順延して行われました。第一試合では明善が昨秋ベスト8の柳川に7-5で勝利。第二試合は3-4で迎えた7回に大牟田が5点を奪って逆転。そのまま押し切りました。
5月1日(日)に行われた決勝でも大牟田は序盤、明善に1-2とリードを許しましたが6回に2点を挙げて逆転。明善も直後の7回に再逆転しましたが、大牟田はその裏に大量8点を奪って11-4でコールド勝ち。2019年以来となる筑後地区大会優勝を果たし、夏の大会のシード権を確実にしました。

【北九州地区】29日(金・祝)に予定されていた準々決勝の4試合は30日(土)に順延して行われました。桃園球場では東筑が北九州市立に3-1で競り勝ち、折尾は八幡工との激しい点の取り合いを制しました。大谷球場では2回戦で昨秋ベスト8の北筑を下した小倉が、やはり昨秋ベスト4の自由ケ丘も破ってベスト4入り。準決勝では東筑と激突します。大谷球場のもう1試合は八幡南が戸畑工を5-1で破って、折尾と決勝進出を争うことになりました。
準決勝2試合は5月3日(火・祝)に福岡中央地区大会決勝(筑豊緑地野球場)のあとに行われます。

【福岡中央地区】29日(金・祝)に予定されていた準々決勝2試合のうち飯塚―鞍手は、飯塚の出場辞退により鞍手の不戦勝。もう1試合の新宮―大和青藍は雨のため翌30日(土)に順延され、30日は準々決勝3試合が行われました。大和青藍は新宮に完封勝ち。東海大福岡は育徳館から18得点を奪う大勝で、3試合連続の2桁得点を挙げて準決勝へ。希望が丘は田川を8-5で下しました。
5月1日(日)の準決勝では鞍手が大和青藍にコールド勝ちを収め、春の福岡中央地区大会では初の決勝進出。東海大福岡は希望が丘を2-1と接戦をものにして2018年以来となる決勝進出を決めました。決勝は3日(火・祝)に筑豊緑地野球場で予定されています。

 

 

 

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