秋季大会第11日~城東、久留米商、宗像、九産大九州など県大会へ




 大詰めを迎えている第145回九州地区高校野球福岡大会は台風の余波が残る23日(月)、北部で2試合が順延となりましたが、北部でパート決勝2試合、南部でパート決勝4試合が行われました。この結果、宗像、光陵、九産大九州、福岡第一、福工大城東、久留米商の県大会に6校が名乗りをあげました。

【大牟田ー福岡第一】1回裏福岡第一 一死一、二塁 岸本が左越え本塁打を放ちホームへ

 グランドコンディション不良のため予定より遅れて始まった北九州市民球場の第一試合は、シード宗像が5回にあげた1点を守り切り直方に競り勝ちました。第二試合は3回戦でシード飯塚を破った光陵とここまで3試合、すべて1点差で勝ち上がってきた嘉穂東が対戦。試合は嘉穂東が4回までに6-2とリードする展開となりましたが、5回に一挙6点を奪って逆転に成功した光陵が8回にもダメ押し点を加えて、9-6で勝利しました。

 南部ではパート決勝4試合が予定通り行われました。小郡市野球場の第一試合はシード大牟田と福岡第一が対戦。初回に2点を大牟田が先制しますが、その裏に福岡第一が4番岸本の3点本塁打で逆転すると2、3回と打線が爆発し12-2と大きくリードを広げます。大牟田も11安打を放って反撃しましたが、福岡第一が6回裏に4点を加えて突き放し、7回コールド勝ちを収めました。第二試合はシード福工大城東に春日が挑みました。序盤から福工大城東が得点を重ね、春日も粘り強く反撃する展開が終盤まで続き、両校あわせて31安打が飛び出す打ち合いとなりましたが、福工大城東がリードを守り切って粘る春日を振り切りました。
 大牟田延命球場の第一試合では、西日本短大附と九産大九州が激突。1-0と西日本短大附リードのまま終盤に入りましたが、九産大九州が8回に追いつくと、9回に4点をあげて突き放して逆転勝利を収めました。第二試合はシード久留米商と東福岡が対戦。初回に東福岡が先制しますが、その裏久留米商が3点を奪って逆転すると以降も着実に得点を重ね、6回コールドで快勝しました。
 24日(火)は順延となった北部のパート決勝2試合が行われ、県大会出場の8校が出揃います。

<23日の試合結果>

【福工大城東ー春日】1回表福工大城東二死一、二塁 松永が中越え二塁打を放つ

【北部】
▼Aパート決勝(北九州)
直方 000 000 000=0
宗像 000 010 00X=1
▼Cパート決勝(北九州)
嘉穂東 030 300 000=6
光陵  002 060 01X=9

【南部】
▼Bパート決勝(小郡)※7回コールド
大牟田  200 014 0=7
福岡第一 363 004 X=16
▼Cパート決勝(小郡)
福工大城東 301 001 401=10
春日    001 101 202=7
▼Aパート決勝(大牟田)
九産大九州 000 000 014 =5
西短大附  010 000 001 =2
▼Dパート決勝(大牟田)※6回コールド
東福岡  100 000=1
久留米商 301 314=12

<24日の試合予定> ※赤字はシード校
【北部】(パート決勝)
▼北九州 九州国際大付ー北九州市立/門司学園ー八幡南

 

 

 

Pocket
LINEで送る

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*