秋季大会第６日～九国大付、大牟田、九産大九州などが４回戦へ |

　大会６日目を迎えた第１４５回九州地区高校野球福岡大会は１５日（日）、北部・南部とも３回戦６試合ずつ合計１２試合が行われ、シード校の九州国際大付、大牟田などが順当に勝ち上がりました。

（北部）
　北九州市民球場の第一試合は、今春準優勝の真颯館と鞍手が対戦。試合は２－２のまま延長戦に突入しましたが直後の１０回表、鞍手が四球や敵失などで得た好機を生かして６点を奪い、試合を決めました。第二試合は２回戦不戦勝のため今大会の初戦となったシード・九州国際大付が初回から得点を重ねて主導権を握ると、５回には４番井上の本塁打などで５点をあげて古賀竟成館を突き放し、投げてはエース酒井が４安打２失点に抑えて７回コールド勝ち。第三試合は初戦で東筑を破った北九州市立が、序盤から小刻みに得点を重ねて８回コールドで希望が丘を下しました。
　光陵グリーンスタジアムの第一試合は、２回に３点を先制した直方が、育徳館の反撃を１点差でかわして４回戦へ。第二試合では、北九州地区新人大会ベスト４の星琳が大和青藍に競り勝ち、次戦はシード・九州国際大付に挑みます。第三試合の八幡工ー折尾愛真戦は３－３のまま延長戦に入り、１２回表に４点を勝ち越した八幡工が折尾愛真を振り切りました。

（南部）
　桧原運動公園野球場の第一試合は、４回に３点を先制した福岡が、柳川の終盤の反撃を２点に抑えて接戦をものにしました。第二試合は香椎が６回コールドで福岡舞鶴を圧倒。第三試合は終盤に博多工を突き放した福岡第一に軍配が上がりました。
　大牟田延命球場の第一試合の祐誠ー香住丘は、序盤から激しく点を奪い合う展開となりましたが、６回に４点差を逆転した祐誠がそのまま押し切りました。第二試合は３回に大量１０点をあげた九産大九州が博多に７回コールド勝ち。第三試合はシード・大牟田が沖学園を７回コールドで下し、４回戦は香椎と対戦します。
　１６日は北部で３回戦８試合と４回戦２試合、南部は３回戦４試合と４回戦２試合が予定されています。

＜15日の試合結果＞※赤字はシード校－
【北部】
▼３回戦（北九州）※延長10回
鞍手　100 000 100 6＝8
真颯館 011 000 000 0＝2
▼３回戦（北九州）※7回コールド
古賀竟成館 010 001 0＝2
九国大付　 120 051 X＝9
▼３回戦（北九州）※8回コールド
希望が丘　 000 020 00＝2
北九州市立 201 212 01＝9
▼３回戦（光陵ＧＳ）
育徳館 000 010 100＝2
直方　 030 000 00X＝3
▼３回戦（光陵ＧＳ）
星琳　　 200 100 010＝4
大和青藍 000 012 000＝3
▼３回戦（光陵ＧＳ）※延長12回
八幡工　 200 000 100 004＝7
折尾愛真 002 000 010 000＝3

【南部】
▼２回戦（桧原）
柳川 000 000 101＝2
福岡 000 300 00X＝3
▼２回戦（桧原）※6回コールド
香椎　　 141 013＝10
福岡舞鶴 000 000＝0
▼3回戦（桧原）
博多工 000 000 110＝2
福岡一 010 003 30X＝7
▼3回戦（大牟田）
祐誠　 040 006 301＝14
香住丘 331 010 020＝10
▼3回戦（大牟田）※7回コールド
九産大九州 0010 000 0＝10
博多　　　 00 0 100 1＝2
▼3回戦（大牟田）※7回コールド
沖学園 002 000 0＝2
大牟田 102 401 1＝9