第139回九州地区高校野球福岡大会は8日、久留米市野球場で準決勝2試合が行われました。第一試合の途中で降りだした雨が、その後も降ったり、やんだりを繰り返す中で試合が進行しました。
南部のシード校同士の対戦となった筑陽学園ー福岡大大濠の試合は序盤、4回までに11安打で4点を奪った福岡大大濠が主導権を握ります。筑陽学園も5回に4安打を集中させて4点を返し反撃に転じますが、福岡大大濠が5回裏に決定的な5点を挙げると、その後の筑陽学園の反撃を1点に抑えて押し切りました。九州大会一番乗りを果たした福岡大大濠は、今年の春に続く2季連続の九州大会となります。秋季大会としては2008(平成20)年以来、8年ぶりの出場となります。
第二試合は北部のノーシード対決、小倉工ー東海大福岡の一戦が行われました。東海大福岡は5回まで毎回のように得点圏に進めながら決定打を欠き、小倉工も4回まで毎回のようにヒットを放ちますが後続が倒れ、0-0のまま試合は終盤に突入します。均衡が破れたのは7回裏、東海大福岡は四球を足掛かりに掴んだチャンスで星野が待望の中前タイムリー、1点を先制します。しかし小倉工はその直後、走者を二塁に置いて武田が右翼フェンス直撃の二塁打を放ち同点に。その後、9回裏一死から四球の走者が出た場面で雨脚が強まったため、審判が選手を引き上げさせます。そのまま30分間ほど待ちましたが雨は上がらず、グラウンドも水が浮く状態となり、降雨コールドゲームとなりました。再試合は9日(日)12時から久留米市野球場で行われ、決勝は一日ずれこんで10日(月)11時から小郡市野球場で行われます。
【県大会】(久留米)
▼準決勝
筑陽学園 001 031 000=5
福大大濠 112 150 00x=10
▼準決勝
小倉工 000 000 010=1
東海大福岡 000 000 10 =1
※9回裏一死一塁降雨コールドゲーム
<10月9日の試合予定>
【県大会】▽久留米
(準決勝)小倉工ー東海大福岡
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