大会が始まって初めて夏空が広がった福岡大会第6日の9日は、北部で2回戦8試合、南部で3回戦8試合が行われました。
北部では、北九州市民球場の第1試合で前日雨のためノーゲームとなった門司学園ー小倉東の再戦が行われ、前日は1-6とリードを許していた門司学園が7-2で小倉東を破りました。第2試合・小倉工ー福岡魁誠の試合は両校無得点のまま延長戦に入りましたが、11回に小倉工が3点を挙げて勝負を決めました。光陵グリーンスタジアムではシード・直方が鞍手竜徳を6-3で下し、初戦を飾っています。筑豊緑地野球場の第3試合に登場した東筑は若松商を相手に今大会最多となる25得点を挙げ、5回コールドで3回戦に進みました。次は直方と激突します。
南部大会では春日公園野球場で、有力校同士の対戦が行われました。第1試合では昨年秋の九州大会出場校・東福岡が福岡第一と対戦。両校は今春の福岡地区大会準々決勝で当たっており、このときは8-7と打撃戦の末に東福岡が勝ちましたが、今回は福島投手が福岡第一打線に付け入るスキを与えずに完封。東福岡が4回戦に進出しました。第2試合では今春センバツ出場校の九産大九州が、坂本・濱地と左右の二枚看板を擁する福岡大大濠と激突しました。福岡大大濠の先発・濱地投手が九産大九州を散発3安打に抑える好投を見せ、打撃でも貴重な追加点となる本塁打を放つなど2-0で勝利し、九産大九州の春夏連続出場を阻止しました。
その他のシード校では、小郡市野球場の第2試合に登場した福工大城東はコールドで三池工を倒しましたが、大牟田延命球場の第1試合では八女が福岡に9回サヨナラを許して敗退。昨年秋ベスト8の久留米商と今春ベスト8の九産大九産のカードは4-2で久留米商が勝ち、4回戦にコマを進めました。次戦は県大会出場をかけて福工大城東との試合となります。
10日は北部の2回戦に慶成、八幡工、京都の3校がようやく初戦を迎え、これで今年の出場校がすべて登場します。北部でも3回戦が始まり9試合が行われます。南部では3回戦の残り8試合が行われ4回戦のカードが決定します。
<9日の試合結果>
【北部】
▼2回戦(北九州市民)
門司 学園 400 000 210=7
小 倉 東 001 100 000=2
▼2回戦(北九州市民)
小 倉 工 000 000 000 03=3
福岡 魁誠 000 000 000 00=0(延長11回)
▼2回戦(光陵GS)
小 倉 西 000 000 000=0
門司大翔館 100 031 10x=6
▼2回戦(光陵GS)
嘉穂 総合 000 000 0 =0
北九州高専 301 122 x =6(7回コールド)
▼2回戦(光陵GS)
直 方 111 001 001=6
鞍手 竜徳 000 100 200=3
▼2回戦(筑豊緑地)
須 恵 212 24 =11
田川 科技 000 00 =0(5回コールド)
▼2回戦(筑豊緑地)
八幡 中央 000 000 0 =0
宗 像 140 003 x =8(7回コールド)
▼2回戦(筑豊緑地)
若 松 商 0 00 00 =0
東 筑 1527 1x =25(5回コールド)
【南部】
▼3回戦(春日公園)
東 福 岡 100 010 001=3
福岡 第一 000 000 000=0
▼3回戦(春日公園)
九産大九州 000 000 000=0
福岡大大濠 010 010 00x=2
▼3回戦(小郡)
筑 前 000 030 000=3
福岡 中央 000 000 000=0
▼3回戦(小郡)
三 池 工 000 001 1 =2
福工大城東 000 034 2 =9(7回コールド)
▼3回戦(久留米)
武 蔵 台 230 320 3 =13
八 女 農 100 001 0 =2(7回コールド)
▼3回戦(久留米)
福 岡 工 120 024 000=8
明 善 300 010 010=5
▼3回戦(大牟田延命)
八 女 000 000 000=0
福 岡 000 000 001=1
▼3回戦(大牟田延命)
久留米商 020 020 000=4
九産大九産 000 001 010=2
<10日の試合予定> ※赤字はシード校
【北部】
▼北九州市民 (2回戦)慶成ー折尾/(3回戦)光陵ー東海大五/稲築志耕館ー古賀竟成館
▼筑豊緑地 (3回戦)飯塚ー常磐/戸畑工ー小倉南/八幡南ー北筑
▼光陵GS (2回戦)八幡工ー京都/(3回戦)若松ー西田川/青豊ー希望が丘
【南部】
▼春日公園 (3回戦)西日本短大付ー小郡/大牟田ー修猷館
▼小郡 (3回戦)有明高専ー柳川/筑紫ー八女工
▼久留米 (3回戦)南筑ー三瀦/朝倉ー西南学院
▼大牟田延命 (3回戦)博多ー祐誠/沖学園ー福翔
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