南北8校が激突する県大会が始まりました。その第1戦は九州国際大付と福工大城東というシード校同士の対戦。試合は初回から点を取り合う打撃戦となりましたが、古沢、山本が本塁打を放つなど長打攻勢で突き放した九州国際大付が6回コールドで福工大城東を下し、ベスト8に一番乗りしました。
観戦レポート / 第96回全国高校野球選手権大会 5回戦 (2014年7月19日・土/筑豊緑地野球場) |
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R H E 九国付 1 0 5 3 0 2 0 11 12 0
城 東 1 0 0 0 0 0 1 5 1
【九】滝、安藤-清水 (本)古沢、山本(三)古沢(二)中尾、古沢 【城】貞許、古村、須山-山川 (三)黒田(二)江良
【九国大付】打安点 【城 東】 打安点
④ 中 尾 420 ⑥ 江 良 210
⑨ 河 口 320 ⑧ 岡 部 100
⑥ 古 沢 445 ⑤ 池 田 300
② 清 水 311 ② 山 川 200
⑧ 疋 田 412 ⑨ 平 山 321
⑤ 山 本 413 ⑦ 高 山 100
⑦ 中 谷 000 1 古 村 100
7 岩 崎 300 1 須 山 000
① 滝 000 H 黒 田 110
1 安 藤 300 ①7貞 許 320
③ 小 林 210 ③ 竹 本 110
R3青 木 000 H 澄 川 100
④ 石 橋 100
振四犠盗残 301211 振四犠盗残 20 7 1
52104 32407
九州国際大付が3番・古沢がサイクルヒットを記録するなど打線が爆発、6回コールドで福工大城東を圧倒した。
初回、九州国際大付は先頭の中尾が右中間を破る二塁打で出ると、河口が送った一死三塁から、古沢が右中間へ三塁打を放ち先制。3回には二死から河口が中前打で出塁。古沢の左前打でフルカウントのため自動スタートを切っていた河口が一気に三塁へ、古沢も二塁へ達し(記録は二塁打)二、三塁とすると、清水は敬遠気味の四球で満塁。ここで疋田がしぶとく中前に落として2者が生還して勝ち越した。さらに二死二、三塁から山本がレフトオーバーの3ラン本塁打を放って、この回大量5点をあげて大勢を決めた。
4回も九州国際大付は攻撃の手を緩めない。一死後小林が中前打、中尾のセカンド前へのプッシュバントが内野安打となり一死一、二塁。河口は三振に倒れたが、ここで交代した福工大城東の2番手・古村から、古沢がレフトに特大の一発を放って3点を追加した。6回には一死一塁から河口、古沢の連打で1点を加え、代わった3番手・須山から清水も左前に落ちるタイムリーでさらに1点をあげてダメを押した。
先発の滝は初回4人を投げたところで早々と降板。後を受けた安藤が1点を失ったものの、大量点に守られての思い切りのよい投球で、その後は失点を許さなかった。
福工大城東は初回、先頭の江良が左中間二塁打で出ると犠打で三進。池田は投直に倒れたが、山川が死球で歩き二死一、三塁。ここで代わった安藤から平山がセンター前にはじき返してすかさず同点に追いついた。2回も投手強襲安打で出た貞許を二つの犠打で三塁まで進めたが、江良がセンターライナーに倒れ勝ち越せなかった。大差がついてからも4回二死一、二塁、5回一死二塁と得点圏に走者を進めたがあと一本が出ず。6回も無死一塁から、代打・黒田がセンターオーバーの当たりを放ち、一塁走者の平山が本塁を突いたがタッチアウト。シード校対決は思わぬ大差で幕を下ろした。
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