台風一過、久々に晴れ間ものぞく中で、熱戦が再開され、この日は2回戦19試合が行われました。北部2回戦ではシード・折尾愛真が登場し小倉西の挑戦を受けましたが、序盤から着実に得点を積み重ねた折尾愛真が8回コールドで小倉西を退け、3回戦に進出しました。
観戦レポート/第96回全国高校野球選手権大会 2回戦 (2014年7月11日・金/北九州市民球場) |
TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R H E 愛 真 0 1 2 3 0 0 0 2 8 10 0
小倉西 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 3
【愛】新井、向野ー奥田(本)長谷(二)奥田2、長谷 【小】高山、北野-新居、菊次
【折尾愛真】打安点 【小倉西】 打安点
⑧ 岩 崎 510 ⑧ 小 池 400
⑨ 吉 富 210 ⑨ 竹 山 410
③ 池 島 312 ⑤ 田 中 200
⑦ 前 川 200 ⑦ 伊 藤 410
1 向 野 110 ③2菊 次 410
⑤ 長 谷 324 ⑥ 梶 原 310
H5松 下 001 ④3山 下 200
④ 伊 藤 410 3 谷 川 100
② 奥 田 431 ②3新 居 100
①7新 井 300 4 牧 原 110
7 小 松 000 ① 高 山 200
⑥ 上 杉 200 1 北 野 110
6 兼 安 000
振四犠盗残 2910 8 振四犠盗残 29 6 0
395411 84009
折尾愛真が相手投手陣の制球難につけこみ、四球で作った好機を確実に生かして快勝した。
折尾愛真は2回一死後、長谷が四球で出塁。伊藤左飛で二死となったが、長谷が盗塁を決めて二死二塁とし、奥田の一塁強襲ヒットで先制した。3回は四球の吉富を犠打と遊ゴロで三塁に進め、長谷がレフトスタンドへ2点本塁打を放ちリードを広げた(=写真)。さらに4回、上杉が三ゴロ失で出ると一死後、吉富の中前打で一死一、三塁とし、池島がスクイズを決めてまず1点。前川四球のあと、前の打席本塁打の長谷が今度は右中間に二塁打を放ってさらに1点を加えた。5回以降は小倉西の2番手・北野を打ちあぐんでいたが、8回中前打の岩崎を犠打で送り、池島の右前打で1点。向野も中前打で続くと、一死一、三塁から代打・松下の右犠飛でさらに1点を追加し、勝負を決めた。
投げては先発の左腕・新井が5回を3安打2四球にまとめ、6回から登板した向野も7、8回と得点圏に走者を進められたが後続を断ち、完封リレーを完成させた。
3回まで無安打に抑えられていた小倉西は5回に菊次、梶原の連打で反撃。一死後、牧原も四球を選び満塁としたが、後続が抑えられ無得点。7回にも二死から牧原、北野が連打を放ったが、あと1本が出なかった。8回も四球の田中が暴投で二進、伊藤の右前打で一死一、三塁と最後に見せ場を作ったものの、最後までホームが遠かった。先発の高山が4回までに8個の四死球を与え6失点。序盤で早々と主導権を握られ、リズムに乗れなかった。
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