筑陽学園が浮羽工を投打に圧倒、6回コールドで快勝した。
筑陽学園は初回、高倉が中前打で出ると栗山の投手右へのバントが内野安打となり、中村が送って一死二、三塁。田中が左前打を放って先制した(田中も送球間に二進)。なおも一死二、三塁から荒木の右前打で2者が生還。金岡三振のときに荒木が二盗を決め、池上のライト右への二塁打で荒木が還り4-0とした。

3回は先頭の荒木がライト右への二塁打で出塁し、金岡の右前打で生還。4回はこの回から登板した出口から一死後、栗山がレフト左への二塁打で出ると、中村、田中の連続四球で一死満塁とし、ここで登板した倉富から荒木が押し出しとなる四球を選んでまず1点。続く金岡の左犠飛でさらに1点を加えた。
5回は黒岩が右越え三塁打。江原二ゴロ、高倉三振で二死となったが、打者栗山の時に暴投で黒岩がホームを踏んだ。6回は四球で出た田中が暴投と荒木の犠打で三進し、金岡の左前打で生還。さらに打者池上の時に暴投で一気に三進すると池上の左犠飛で還り、コールド勝ちを決めた。
浮羽工は初回、倉富が遊ゴロ失で出ると江頭が送って一死二塁としたが、後続が凡退。2回は二死から長尾、江藤大の連続四球と森山の左前打で満塁としたが、倉富が三振に倒れた。
5回は捕手前セーフティバントで出た諌山が二盗を試みて失敗。二死後、四球を選んだ江頭も二盗を敢行したが再び刺され、チャンスを広げることができなかった。
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| 第155回九州地区高校野球福岡大会 2回戦 (2024年9月6日・金/春日公園野球場) |
| チ 一二三四五六七八九十 計HE 浮羽工 000000 022 筑陽学園 401212x 10111 (6回コールド) 浮羽工 年 打安点 筑陽学園 年 打安点 (右投)倉富② 300 (中)高 倉① 410 (中)江 頭② 000 (遊)栗 山① 330 (三)古 賀② 300 (三)中 村① 200 (投遊)中村② 300 (捕一)田中② 211 (一)江藤悠② 300 (二捕)荒木② 223 (遊投二) (右左)金岡② 323 出 口② 200 (一右)池上② 312 (捕)長 尾① 100 (左)黒 岩② 310 (左)江藤大① 100 二 遠 藤② 000 (二)森 山① 110 (投)江 原② 300 ー右 諌 山② 110 球犠振盗残 球犠振盗残 41605 54547 —————————————- 投 手 回 安球振責 投 手 回 安球振責 中村 3 8035 江原 5 2460 出口 0.1 1302 倉富 2.1 2223 ———————————————— ▼試合時間/11:52~13:32 公式記録ではありません ※打者名の下線は左打ち、投手名の下線は左投げ |
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夏は3回戦敗退、春は初戦コールド負け。2022年夏の準優勝以降、不本意な成績が続く筑陽学園が秋初戦を迎えた。

先発は背番号10の左腕・江原。長身から120キロ台(この日最速128キロ)の直球に100キロ前後のカーブ、チェンジアップを交えての投球をみせた。直球が高く浮く場面も散見され2回は二死から連続四球、3回も先頭打者を歩かせたが、変化球でカウントを整え、大崩れすることなく6イニングスを無失点に抑えた。
打線は浮羽工の3投手から毎回の11安打で10得点を奪う効率のよい攻撃をみせた。5~7番に座る荒木・金岡・池上の左打者3人が計5安打8打点の活躍。2番栗山(1年)のレフトラバーフェンス直撃の二塁打、8番黒岩の右越え三塁打など4本の長打も飛び出した。2回こそ無得点だったが、好機を確実に生かしてソツなく得点を重ねた。

浮羽工の先発中村は、三塁側にインステップしてクロス気味に投げ込む右腕。110キロ台後半の直球(同123キロ)にカーブを交えたが、立ち上がりに球が揃ったところを叩かれて4失点。2~3回は粘り強く投げて1失点にとどめたが、8安打を許して3回で降板した。

2番手にはショートから出口があがったが、安打と連続四球で満塁となったところでライトの倉富がマウンドへ。左腕からの直球は120キロ前後(同122キロ)だが、低めに決まるカーブが効果的だった。暴投・捕逸などバッテリーミスが3つ重なり、3四球もからんで被安打2ながら失点を重ねたものの、いいカーブを持っているだけに制球が安定してくれば失点はかなり減らせそうだ。
打線は筑陽学園・江原の緩急をつけた投球の前に、放ったヒットは森山の左前打と諌山のバントヒットの2本だけ。5回には二度にわたって二盗を試みたが、いずれも田中の強肩に刺され攻撃のリズムをつくることができなかった。


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