’24夏の大会展望②C・Ⅾパート~九国,大牟田,城東などの4強争い




C、Ⅾパートは九州国際大付と大牟田、昨夏準決勝で激突した両校に、福工大城東なども絡んだ4強争いが展開されそうです。

九国大付・田端

2014~2016年に続く二度目の夏3連覇を狙う九州国際大付は、昨夏の甲子園を経験した左腕エース田端が圧倒的な存在感を放ちます。130キロ台なかばの直球にスライダ―、チェンジアップ、カーブなどを自在に操り、四死球も極端に少なく、ピンチになればギアを上げて得点を与えません。甲子園では、4強入りを果たした土浦日大(茨城)相手に8回4安打3失点。全国レベルでも通用することを証明しました。長打力のある三宅(2年)を核とした打線は春の大会では湿り気味で、準決勝では春日・前田投手の前に2安打1点に抑えられました。続く北九州市長杯では1年生の牟禮・上岡を起用してテコ入れしており、夏の大会での起用が注目されます。

大牟田・境

その九州国際大付に昨夏、準決勝でサヨナラ負けを喫した大牟田が雪辱を期します。春は準優勝を果たし九州大会に出場。左腕エースの境は伸びのある直球にカットボール、チェンジアップ、スライダーなどの変化球も交えるようになり、投球に凄味が増しました。立ち上がりのエンジンのかかりの遅さはありますが、球数が増えても球速が落ちないタフさも持ち味。打線は山下、河野と左右の二人が得点源。春の大会準々決勝の飯塚戦では8回に集中打で逆転するなど力強さも出てきました。

福工大城東・大堂

Cパートで大牟田にストップをかけるとすれば、まず福工大城東。いきなり3回戦で対戦する可能性があります。秋は福岡大大濠、春は優勝した春日に敗れシードは逃しましたが、140キロ超の直球を持つ右腕・大堂と、制球のよい左のスリークォーター・森と二人の好投手を抱えます。打線は松岡、田中、和田ら前チームから出場する選手が多く試合経験も豊富。足を絡めた攻撃でリードを奪い、森~大堂の継投で逃げ切りを図ります。

近大福岡・田邊

近大福岡は昨夏、昨秋と連続してベスト8。ここ数年は安定して上位に顔を出しています。今年のチームも右腕エースの田邊、中軸の河村や坪根(2年)など夏8強を経験したメンバーが残ります。田邊は安定感のある好投手ですが創部以来初の夏4強を狙うには打線の援護が不可欠です。その近大福岡と初戦で対戦する福岡魁誠も前チームの主力が複数残り昨秋は16強、春も4回戦で自由ケ丘と接戦を演じており、力をつけている一校です。

久留米商・今門

九州国際大付のDパートにも好チームがそろいます。昨夏5回戦で九州国際大付に逆転サヨナラで敗れた久留米商はメンバーが一新しましたが秋春ともベスト16、筑後地区大会は準優勝と今年も上位候補。右腕エースの今門をはじめ複数の投手による継投をみせますが、打倒・九国にはやはり打線の奮起が求められます。その久留米商と初戦で当たる八女学院は2年生の好左腕石飛を擁し、春は優勝した春日に0-2で惜敗。その後の筑後地区大会では久留米商に敗れており、リベンジをかけた注目の一戦です。

修猷館・楡井

東福岡は昨秋は福岡第一、今春は福工大城東に敗れ、ここまで存在感を示せていません。橋本、吉原と右投手2人が安定しているだけに打線の出来が上位進出のカギを握りそうです。修猷館は春の福岡地区大会で、その東福岡に競り勝ちました。直球に力のある楡井、多彩な変化球を持つ井戸垣という右腕2人に、小峠・西野など大きな当たりが打てる打者を揃え、ひと暴れしそうな一校。

北部では春16強で田中、藤井晴と左右の好打者のいる北筑、秋16強の直方が県大会を争いそう。そのほかでは今春、北九州市長杯といずれも初戦で常磐に敗れた古豪・小倉の巻き返しも注目されます。

(名前あとのカッコ内は学年。特に表記がない場合は3年生)

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